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第9回のお悩みは「別れた彼が浮気しいていたことが発覚」「年齢を重ねるごとに恋愛が億劫に」【スナック植松へようこそ!】

  • 2021.10.17
教えてくれたのは……

ファッションプロデューサー

植松晃士さん

辛口だけど愛あるアドバイスは、ときにファッションの枠を超え、ハッピーな人生を摑むカギに!

植松晃士さん
お悩み1:最近、別れた彼が浮気していたことが発覚。このやりきれない思い、どうすればいいですか?

半年間、内緒で付き合っていた会社の同期と別れたのですが、その後、彼が同期の女の子と浮気していたことを知り、とても腹が立っています。とはいえ、面と向かっては何も言えそうもなく、やりきれません。
ペンネーム:ららさん(24歳・会社員)

植松さん

後ろ髪が思いっきり引かれているところは、すごい可愛いわ。でもね、もう別れているんでしょ? 何も言う必要はないです! 今何か言ったら「はーっ?」ってすごい小馬鹿にした顔をされるだけだから。


常連M

確かに! でも、このやりきれない思い、どうすれば?


植松さん

恨むのよ。恨むしかない。恨むだけ恨むの。気分は、そう中島みゆきさんの歌。ぜひ、昭和時代の曲が入ったベストアルバムを買って、今の気持ちにぴったりハマるものを探して浸ってね。


常連M

なるほど、お酒でも飲みながら、音楽をかけて浸るのか。


植松さん

そうそう、恨みながらね。涙がこぼれようものなら、もう人魚。


常連M

そっか、自分に酔っていいパターンね!


植松さん

全然OKよ。恨みは、誰かのことを本気で好きになった“副反応”で誉(ほまれ)なことよ。だから別に恨んでいいの、復讐の行動に移さなければ。1ヵ月恨んで、2ヵ月、3ヵ月恨んで、半年恨んだら本物よ。


常連M

半年経っても、恨みが止まらなかったら? いつ辛い思いから解放されるの?


植松さん

その頃にはね、“恨みグセ”というのがついていて、朝晩、歯を磨くように恨むことが自然になるの。そうなると、もう習慣だから、辛いことは何もない。とにかくね、それだけ誰かを思う気持ちが自分にあるというのはすごいことだし、間違いなくすごいエネルギーの持ち主。そして、この恨みはいつか“想ひ出”になるわ。


植松マスターの格言恨むのは本気で恋愛した“副反応”。ひたすら恨めば、いつか思い出に
お悩み2:年齢を重ねるごとに恋愛が億劫に。どうすれば恋愛体質になれますか?

30代に突入し、病気を患ったのをきっかけに将来のことを真剣に考えるように。好きな人とサポートし合えたら、とささやかな幸せを夢見る反面、いろいろ考えてしまって、トキメキも感じにくくなっています。
ペンネーム:teruchiさん(37歳・営業専務)

植松さん

まず、ささやかな幸せっていうけど壮大なファンタジー。壮大なうえ、年齢を重ねていろいろ知ってしまった以上、勢いよく行動できなくて当然。でも、もっと軽く考えないと、どんどん月日はすぎるわよ。


常連M

あぁぁ、なんか耳が痛い……。


植松さん

お相手の男性たちだって、結婚がチラついて構えていると思うの。だから、まずはライトな感じで恋愛風味を楽しんで。


常連M

恋愛風味?


植松さん

そう、気楽に会ってみればいいの。お互い、大人で価値観がハッキリしているから、話をするだけでもふるいにかけていて、何か始まった時点ですでにステップはかなり進んでいるはず。もし、合わなくても駆け引きを楽しむぐらいの気持ちでね。


植松マスターの格言軽い気持ちでまずは会って。大人は、話すだけでも合うか判断できるはず!
お悩み3:彼ができると尽くして、過度に期待してしまい、うまくいきません!

自他共に認める“尽くすタイプ”ですが、恋愛になると、それが裏目に。多くの行動が“彼を喜ばせたい”が基になるため、相手が喜ぶことを勝手に期待してしまうし、相手に期待しない関係性も寂しいなと思ってしまいます。
ペンネーム:まやさん(24歳・学生)

常連M

尽くす子って性格よくて、リスペクトしちゃうけど。


植松さん

そうね、期待するのは当たり前だし、愛らしいわよね。でもね、こういう人は、好きすぎる人とは付き合わないほうが幸せかも。


常連M

えっ、じゃあ、どういう人を選べば……。


植松さん

性格はいいんだけど、まぁまぁだなぐらいのときめかない人。大好きではないから、そんなに尽くさないでしょ? 過度の期待もしないで済むし。大好きな人のほかにも、そういう人何人かとご飯に行くぐらいのデートをしてみて、自分がマッチするところをチョイスしてみるのはどうかしら?


植松マスターの格言あえて、ときめかない人とデートしていつもと違う恋愛スタイルを体験して
植松晃士さん

撮影/伊藤泰寛 ヘアメイク/松本晃幸 スタイリング/曽我部将人 イラスト/中根ゆたか デザイン/南雲みどり 取材・文/楢崎裕美

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