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銀座 鮨青木の流れを汲む小さなフレンチレストラン「レフ アオキ」がオープン。

  • 2021.10.12
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「レフ(LES FRÈRES)」とは、フランス語で「きょうだい」を意味する言葉だ。約13年もの間、オーナーとしてパリのシャンゼリゼの裏通りでレストランを営んできた青木三代子と弟の誠が帰国。2人の故郷である銀座の地で新たな一歩を踏み出した。

姉弟のルーツは名人と謳われた銀座 鮨青木の故・青木義。長男の利勝が後を継ぎ、2人のきょうだいはフレンチの料理人を目指した。修行期間も含めると約22年過ごしたフランスを離れ、2人が帰国に至ったのは、家族の存在が大きかったからだという。母、兄弟、家族が近くにいて、毎日顔を合わせられる環境を選んだ。

レフ アオキ(LES FRÈRES AOKI)は、カウンター10席のみ。サービスを担当する三代子は、「パリ時代のように、お客さまとファミリアな関係を築ければ」と語る。

誠シェフの料理は、長年パリで培ってきたからこその明快な味わい、そして、隠し味に酸味を使うのが特徴だ。仔鳩を丸々一羽、余すところなく使う「仔鳩のロースト」や、酸味やハーブ使いの技が光る「バリグール(アーティチョークの白ワイン煮)」、フヌイユとオレンジを添えた「シマアジのマリネ」などがラインナップする。大きなリング型で焼き上げた「ババ」は、パリ時代から多くのファンを魅了してきたデザートだ。

ランチ、ディナーともに3~4週間ごとにメニューを変えて提供していく。季節ごとに訪れたいレストランがまたひとつ誕生した。

レフ アオキ(LES FRÈRES AOKI)

オープン/2021年9月

東京都中央区銀座3-12-6 1F

090-2101-3959

時間/ランチ12:00~14:30(13:30 LO)、ディナー18:00~22:30(20:30 LO)

・ディナー営業は当面の間は18:00一斉スタート、20:00クローズ

定休日/月

料金/ランチ3,500円、5,500円、ディナー20,000 円

・ディナーのみサービス料10%別

https://www.facebook.com/lesfaoki



Text: Aya Hasegawa

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