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ゆうちょ銀行が2022年から一部手数料を改定。現金支払いは要注意?

  • 2021.10.9

日頃、ゆうちょ銀行をよく使う方も多いと思いますが、ゆうちょ銀行が一部サービスの手数料改定および新設を発表したことはご存知ですか?実施されるのは2022年1月からですが、損をしないためにも、今のうちにその詳細をチェックしておきましょう。

■現金での払込みは通常料金にプラス110円

まず覚えておきたいのが「現金利用に対する料金加算」の新設です。窓口・ATMのいずれの場合も、通常の払込みのほか、ゆうちょペイジーサービス、電信払込みの利用時に現金で支払うと、通常手数料にプラス110円かかるようになります。

通帳やキャッシュカードを使って口座支払いをする場合は、手数料は今までと変わらないので、現金以外の支払い方法を選んだほうがお得といえるでしょう。

■硬貨での払込み・預け入れに対する料金を新設

同じく新設される「硬化取扱料金」についても知っておきましょう。こちらも窓口・ATMのいずれも設定されており、預け入れや払込みなどで硬化を使用すると、手数料がかかるようになります。

金額は硬貨の枚数によって異なり、窓口の場合は硬貨50枚までなら無料ですが、50~100枚が550円、101~500枚が825円です。一方ATMの場合は、払戻しでは一律110円ですが、預け入れでは硬貨25枚まで110円、26~50枚が220円、51~100枚が330円と手数料が増えていきます。

■一部ATMでの預け入れ・払戻しの手数料がアップ

一部ATMなどの手数料の改定もあり、ローソン銀行ATMでゆうちょのカードを使って預け入れや払戻しをした場合、手数料がこれまでより110円増額となります。同じくイーネットATMでは、これまで無料だった平日と土曜日の日中指定時間内の利用料が220円に、それ以外の時間帯も110円の増額です。

このほかに、駅やショッピングセンターなどに設置されているゆうちょATMの利用手数料にも変更が加えられました。これまで曜日・時間問わず手数料無料でしたが、平日および土曜日の指定時間以外に利用すると、110円の手数料がかかるようになります。

■ゆうちょで現金を利用する場合はご注意を

キャッシュレスが浸透しているとはいえ、まだまだ現金をメインで使っている方も少なくないでしょう。2022年1月以降は、ゆうちょでの現金利用は少し注意が必要です。手数料のことも考えて、なるべく損をしない方法を選ぶことをおすすめします。

文・中村あずさ

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