『イカゲーム』の“001番の老人”を演じた俳優、チキンの広告モデル提案を拒絶…なぜ？

Netflixを通じて人気を博しているドラマ『イカゲーム』の俳優オ・ヨンスが、チキンブランド「KKANBUチキン」の広告モデルの提案を受けたが辞退した。

KKANBUチキン側は10月6日、「オ・ヨンスに広告モデルを提案したのは事実」とし、「まだ俳優としての道を歩みたいという意味を伝えられた」と明かした。

オ・ヨンスは『イカゲーム』で、番号001番の老人オ・イルナムを演じた。オ・イルナムは、主人公ソン・ギフン（演者イ・ジョンジェ）に「“カンブ”になろう」と語り掛けるシーンなどで深い印象を残した。

“カンブ”とは、ビー玉やメンコを共有できる仲間を意味する言葉だ。

その後、韓国のオンライン上では“カンブ”という言葉に注目が集まり、KKANBUチキンには「オ・ヨンスを広告モデルにした広告を撮ってくれ」との声が殺到したという。そのためKKANBUチキンは実際に広告モデルを提案したが、実現しなかったようだ。

オ・ヨンスは1963年に劇団で活動をスタートし、1965年に映画『海街』（原題）で俳優デビューした。ドラマ『善徳女王』『武神』などに出演し、『イカゲーム』で大衆的な注目を集めた。