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どんな子育てをすれば、藤井三冠のような「天才」が育つのか?

  • 2021.10.6

史上最年少で3冠に輝いた藤井聡太棋士。彼の才能が花開いた背景の1つとして、家庭での教育はどのように行われていたのだろうか。わが子の強みを伸ばす教育法に迫る1冊を紹介する。

2021年9月30日『藤井聡太 天才の育て方』(プレジデント社)が発売された。本誌では、藤井さんが育った様子や受けてきた教育を徹底取材し、子育てや家庭教育のヒントとなる情報を多数掲載している。

藤井さんの「集中力」や「思考力」はどのようにして養われたのか。本誌では幼いころの藤井棋士のエピソードに迫っていく。

「中学1年生の勝負師」には、藤井さんが小学6年生の時にプロ棋士養成機関である関西奨励会で行った対局や、自宅での様子を取材した貴重なルポが収められている。また、「今の僕をつくった小2の涙」では、中学生棋士としてプロデビューして七段にまで昇段した17歳のときに強さの秘密を尋ねたインタビューが収録されている。

さらに、最初に通った将棋教室の先生や65歳差の同期生、中学高校での担任教師など、彼の成長を見守った人たちの言葉をおさめた「玩具店・教室長・恩師が見た『藤井家の子育て』」も掲載。

また、女優でフィギュアスケーターの本田望結さんなど、これまで雑誌「プレジデントFamily」で取材してきた各界の著名人や、数学検定やスポーツ、芸能といった分野で活躍する子供の家庭を取材した記事を収録している。親の声かけや自宅に置いてあったものなど、家庭での工夫も紹介されている。

子どもの個性に合わせて応援するヒントとなる「わが子の『強み』4タイプ診断」や天才の共通点を調べた「一流の人の共通点は一日2.7時間の努力」などの専門家による記事も必読だ。自分の子がどのようなタイプなのかを知るところから始めよう。

藤井三冠のような「天才」とまではいかなくても、我が子には自分の強みを生かし、幸せに生きていってほしい。そう願う親御さんにおすすめの一冊。子どもの才能を伸ばすために役立つヒントが見つかるかも。

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