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毛穴汚れもウイルスも水に流してヘルシーに美しく|除菌時代の新キーワード 潤しながら洗うケア vol.1

  • 2021.10.6

普段、何気なくやっている洗顔や手洗いこそ、“きれい”と健康のベース。その重要性が見直され、進化したアイテムも生まれている今が、“日々の相棒”やウォッシュ法をアップデートすべきとき!美容形成外科医・田路めぐみさんにケアについて訊きました。

毛穴汚れもウイルスも水に流して
ヘルシーに美しく

世の中が変化し、常に意識せざる得なくなったのが浄化ケア。「手肌のほか、顔・首・髪・腕……露出していて凹凸がある部分には、空気中の汚染物質やウイルスが付着しやすい。洗うことは、もちろん除菌に有効です。また、大気を舞っている有害な粒子や皮脂、化粧汚れが長く顔に留まると炎症の引き金になることも。角栓が詰まりやすい毛穴をクリーンに保つためにも、古い角質を除去してくすみのない肌を維持するにも洗顔が欠かせません」(田路)。こう聞くと“ウォッシュ”にはメリットばかりのようだが、実は“落とし穴”が。「皮脂を取り除き過ぎるとバリア機能が低下しますし、洗う行為には常に乾燥のリスクが潜んでいる。回数を控えたくない昨今は特に、洗浄成分が強すぎないものや保湿成分も入ったソープを選びたい」(田路)。洗い漏れにもご用心!「手指の股に爪の間、生え際、小鼻横、輪郭周りは手が届いていない人が多い。メイク落ちが気になる顔は、すすいだ後にコットンを当て、定期的にチェックをするのもおすすめ。それからシャワーヘッドを塩素カット効果があるものにシフトするのも手。乾燥とエイジングの対策に」(田路)

上陸したてのブランドと
新ラインをチェック!

1 SHAQUDA 熊野筆の職人によるハンドメイド。質の違う4種の毛を取り入れていて弾力があるため、皮脂にもしっかりアプローチできる。シャクダ ジーヴァ ボディブラシ ハード ¥26,400(瑞穂)

2 Shin;Kuu 〈ほぼ日〉とヘア&メイクアップアーティスト・岡田いずみのタッグで誕生。洗浄要素を加えずに植物などが起源の“とろみ”で洗う“朝向け”(上)と、天然由来成分だけでメイクオフ後の肌をすっきり整えるフォーム(下)、2種の洗顔料が。上から: シンクー セラム ウォッシュ 120ml、同 ハロー ウォッシュ 150ml 各¥3,520(ほぼ日ストア)

3 OSMIA フィンランドのサウナカルチャーを牽引してきたスパブランド。北欧の森で形成された、ミネラルなどの栄養分が豊富な泥炭を配合。オスミア シャンプー ピート 250ml ¥3,080(宝通商)

4 Clé de Peau Beauté 洗うたびに細胞間脂質の整列性を高め、揺るがない肌へと導くクレンジングシリーズより。するりとメイクを落としつつ、2種のヒアルロン酸のおかげでしっとり! オーミセラー デマキアントヴィサージュ 200ml ¥6,600(クレ・ド・ポー ボーテ)

5 COLEKT スウェーデンからヴィーガンコスメを発信。スカンジナビアの海に自生する紅藻類を用い、マイルドな洗い上がりを実現。コレクト ハンドソープ REPEAT 300ml ¥9,240(エドストロームオフィス)

GINZA2021年8月号掲載

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