1. トップ
  2. 恋愛
  3. まさか漢字だったなんて…!【嚊天下】難読漢字クイズ、ヒント:手強いです

まさか漢字だったなんて…!【嚊天下】難読漢字クイズ、ヒント:手強いです

  • 2021.10.5
  • 775 views

漢字からして、なんだか手強そうな感じが伝わる「嚊天下」。 これが読める方は、すごいですよ! なんと読むのか、さっそくみていきましょう。

(1)「嚊天下」の読み方

いったい、どんな読み方をするのか、もはや予想もつかないこの漢字。 よく聞く言葉の漢字なのですが、これは女性に関係するものになります。 「あれに敷かれている」と言われることもあるでしょう。 これは、「かかあでんか」と読みます。 そう、女性が強い家庭に使われる言葉の漢字ですよ。 まさか、こんな漢字であらわされるとは驚きでしょう。 これで覚えたので、ぜひ周りの人に自慢してみてくださいね。 (『広辞苑』より)

(2)「嚊天下」は女性主導の言い方

もうご存じの方も多いでしょうが、嚊天下は女性が強いことをさします。 妻である女性の権力が強く、夫である男性は頭があがらないことです。 「妻の尻に敷かれているな~」と、職場などで耳にしたことがあるでしょう。 その男性の家庭は、女性が強い嚊天下であることがわかります。 「嚊天下」の「嚊」は、妻という意味に。 「嚊天下」の「天下」は、実権を握って思いのままに振るまうことです。 (『広辞苑』より)

(3)「嚊天下」の由来

現在は、女性が強いことをさす「嚊天下」ですが、本来の由来は違います。 本来は、「働きものの妻」が由来です。 群馬県でうまれた言葉で、上州(群馬県)は昔、絹産業が盛んでした。 女性は工女や織手として働き家計を支えていたことから、男性は褒め言葉として「俺の嚊は天下一」と言っていました。 これが「嚊天下」なのです。 今は悪い意味として捉えられている嚊天下は、じつは女性に対する最高の敬意。 女性のみなさん、胸をはりましょう。 これを言われることは、非常にいいことですよ。 (『広辞苑』より)

(4)「嚊天下」に対する言葉は?

嚊天下とセットとして扱われるのが、ご存じの「亭主関白」。 男性が絶対的な権力を握る家庭のことを亭主関白といいます。 亭主=結婚した男性が関白のように、権力を盾に威張った態度で振るまったことが由来。 嚊天下と比較すると、内容が天と地ほど違います。 亭主関白は、ただ威張り散らしているだけの男性。 嚊天下は、家族のため一生懸命働く素晴らしい女性になります。 このあたりは、しっかり線引きする必要があるでしょう。 (『広辞苑』より) 女性が権力を握るイメージがもたれる「嚊天下」。 本来は、女性を褒める言葉です。 しかし、家庭円満はパワーバランスがポイントになるので、支え合いましょうね。 (恋愛jp編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる