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「おかえりモネ」出演の茅島みずき、ゴルフでの経験を水野一花に重ねる「歯がゆさや葛藤と似ているのかな」

  • 2021.10.5
茅島みずきさん
茅島みずきさん

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」に出演する女優の茅島みずきさん。同作は、東京で気象予報士として奮闘する日々を送る中、百音(清原果耶さん)は地域に根ざした気象の仕事に興味を持ち始めます。あることをきっかけに、百音は地元へと戻る決意をし…天気に向き合う仕事を通じて、人々に幸せな未来を届けるヒューマンドラマです。茅島さんは水野一花役で出演します。

オトナンサー編集部では、茅島さんに単独インタビューを実施。オーディションや現場の雰囲気などについて聞きました。

緊張せずに臨めた本番

Q.オーディションはいかがでしたか。

茅島さん(以下敬称略)「別の役で受けていたのですが、落ちてしまいました。すごく悔しかったのですが、視聴者として『おかえりモネ』を見ていました。そんなときにNHKの方が違う役で声を掛けてくれました。落ちたときはすごく悔しかったですが、声を掛けていただいたことがうれしくて、頑張ろうと思いました」

Q.水野一花と似ているところはありましたか。

茅島「似ているところは、あまりありません。すごく明るい女の子で常に周りの人に笑顔で接していて、弱さを見せない強さがあります。私は悩んだら人に相談するタイプで、あまり自分の中にしまわないのでそういうところは違いました。

一花は気仙沼のために何かしたいという気持ちで頑張りますが、うまくいかず、悩むことが多く、葛藤しています。同じ経験はありませんが、ゴルフをずっと続けていて、プロを目指していましたが、うまくいかないことがあり、そういうときの歯がゆさや葛藤と似ているのかなと思って、役と照らし合わせながら作っていきました」

Q.現場の雰囲気はいかがでしたか。

茅島「朝ドラは目標だったので、とても緊張して、最初は思ったようにお芝居ができませんでした。清原さんや共演者の方々が声を掛けてくださったので、本番はあまり緊張せずに挑めました」

Q.朝ドラの出演は今後の作品に生かせそうですか。

茅島「朝ドラだけじゃなく、これまで出演した作品全てが成長につながっています。朝ドラという大きい現場を経験させてもらって、自分の中で吸収できるものは全部吸収して、次の自分につなげたいです。ヒロインの清原さんは、現場でお芝居に取り組む姿勢や、リハーサルや本番中も監督さんとお話しするところをよく見ましたし、勉強になりました」

Q.モデル、女優業と幅広く活躍されていますが、伸ばしていきたい方向性はありますか。

茅島「今は頂いた目の前のお仕事を一つ一つ丁寧に向き合うことを心掛けています。目標にしていた朝ドラに出演できたので、いつかは朝ドラでヒロインを演じたいなと思っています」

Q.ゴルフはいつから始められたのでしょうか。

茅島「小学2年から始めて、プロを目指していました。祖父がゴルフをしていて、兄もゴルフを始めたので、練習について行って、自分もやるようになりました。放課後は毎日練習していましたし、土日は一日中練習していました。小学校6年の全国大会で挫折してしまって、そのとき、母からオーディションがあるよと勧められて、芸能界に入りました」

Q.オーディションはどんな気持ちで受けられましたか。

茅島「ゴルフの挫折で落ち込んでいて、芸能界にはそんなに興味はなかったのですが、気分転換に受けてみました。そこでグランプリを頂いて、本格的にお芝居を始めました」

Q.憧れの女優さんを教えてください。

茅島「憧れていたら、その人を越えられないので、自分のペースで頑張っていきたいです」

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」は放送中。

オトナンサー編集部

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