1. トップ
  2. 恋愛
  3. え~それなの?!【只管】よく使うのに読めない難読漢字!ヒント:4文字

え~それなの?!【只管】よく使うのに読めない難読漢字!ヒント:4文字

  • 2021.10.4

よく使う言葉にも漢字はあります。 今回ご紹介する「只管」も普段の生活で使うのですが、ご存じでしょうか。 きっとあなたも驚く読み方の漢字ですよ。

(1)「只管」の読み方

この難読漢字は4文字をあらわす言葉です。 しかし、「ただかん」ではありませんよ。 使い方によっては、健気なイメージでもある漢字です。 この漢字は「ひたすら」と読みます。 漢字から想像がつかない読み方をしているため、非常に難読といえるでしょう。 これを知ったからには、人前で披露したくなりますね。 ちなみに、只管以外に「一向」という漢字もあります。 (『広辞苑』より)

(2)「只管」の意味

「只管」には、二つの意味があります。 一つ目は、ただそればかり。ひとむき。一途。ひとぶるという意味です。 二つ目は、程度が完全なさま。すっかり。まったくという意味になります。 がむしゃらではなく、無の境地という感じがピッタリです。 集中しているときも「只管」という状況になります。 (『広辞苑』より)

(3)「只管」の由来

なぜ「ひたすら」を「只管」と書くようになったのでしょうか。 これは仏教の只管打坐(しかんたざ)が由来しているのです。 只管打坐とは、禅宗で、余念を交えず、ひたすらに座禅をすること。 座禅をする際、余計なことを考えずにまっしろな状態でただ座りますよね。 ひたすら(只管)座禅をする、これが「只管」です。 無の境地で座禅をするのはキツいものがあります。 それを成し遂げる修行僧の人たちがいかにすごいのかを感じるでしょう。 (『広辞苑』より)

「只管」の使い方

最後に、「只管」を使った例文をご紹介します。 「愚痴も言わず、ただ只管前を向いて足を進めた」 「この間の休日は只管寝続けてしまい、もったいないことをしてしまった」 「戦地に行った恋人が無事で帰ってくることを只管祈り続ける」 (『広辞苑』より) 読み方が想像できない難読漢字「只管」。 厳しい修行からできている言葉とは本当に驚きですね。 こちらは普段の生活でも使えるので、ぜひ使ってみてください。 (恋愛jp編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる