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ヨジャドルの圧倒的モード感をまとう|臼田あさ美と仲間たち 韓国♡サランヘヨ vol.1

  • 2021.10.4
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韓国カルチャーをこよなく愛す臼田あさ美さんが親交の深いK-POP仲間とともに、その魅力と楽しみ方を深掘り。隅々までこだわり抜いた渾身の企画です。今回は太田莉菜さんと一緒にファッションとメイクについて語ります。

FASHION

ヨジャドルの圧倒的モード感をまとう

2018年に行ったBLOCK Bのペンミ(ファンミーティング)をきっかけに韓国熱が上昇した太田莉菜さん。ヨジャドル(女性アイドル)とナムジャドル(男性アイドル)を着想源に仲良しな2人が気になるファッション&ビューティに挑戦。K-POPの奥深さについても語ります。

太田 あさ美に誘われて行ったペンミは衝撃的な体験。アーティストとファンの総合的熱量にカルチャーショックを受けた。今ではもうK-POPなしの生活が想像できないくらい(笑)。構造や仕組み自体、デビューするまでの間もサバイバル番組やオーディション番組で努力を応援できたり、〝カムバ〟と呼ばれる活動期間はもちろん、空白期間もコンテンツが充実している。

臼田 うん。私はアスリートとアートの要素が色濃く混ざっていると思う。どうしても、今この瞬間が永遠ではない気がしてしまって。尊いという言葉が使われる理由がわかる。

太田 努力も半端ないのが見てとれるしね。歌やダンスの練習量はもちろん、愛嬌で雰囲気を作ったり、ストイックに体型を保ったり。それぞれの突出した個性がグループになるとさらに輝くところが素晴らしい。

臼田 K-POPからはファッションに関してもいろんな気づきをもらう。アイドルっぽい格好という既成概念を崩したよね。ハイブランドや新進気鋭のコンテンポラリーブランドが大胆にミックスされていて、他にはない新しいスタイルがある。

太田 たとえば〈マリーン・セル〉や〈チョポヴァ ロウェナ〉をアイコニックに使うのもすごく早かった。

臼田 今着ている〈ボンボム〉も最近ブラックピンクに衣装提供をしたことで注目を集める韓国ブランド。パワフルなフォルムだけど、肌見せのバランスが絶妙。

太田 指先まで包んでしまうモード感。アイキャッチー重視のKファッションを感じるね。

臼田 そう!コンセプチュアルで非日常的なところにアート性を感じる。CDやブックレットのデザイン、MVのティーザーをクリエイティブチームがしっかり底支えしているのもK-POPらしさ。

太田 ファッションとビューティは、ディテールのこだわりと組み合わせ方が独特で、それを一緒に考察するのもめちゃくちゃ楽しいよね。

臼田 ビューティに関しては、歌番組では相変わらず圧倒的な艶感が定番としてあるけど、ファッション雑誌に出るときは素肌感を残した、セミマットが増えてる。ヘアメイクの面白さはナムジャドルも。そばかすをあえて残したメイクやカラーマスカラの使い方も可愛くて、今日の撮影はそういうものからもインスパイアされた。

太田 毎日の刺激になっている。最近はオンラインでしか交流ができていないけれど、ペンミやV LIVEを観ていても、アーティストとファンの間の絆を強く感じるよ。

臼田 単なるひとつの音楽ジャンルじゃなくてアーティスト、スタイリストやヘアメイクも含めたスタッフ、そしてファンの皆が作り上げたもの。現象こそがK-POPだと思うな。

臼田さん: ドレス ¥188,100*参考価格、パンツ ¥93,500*参考価格(共にボンボム | エムエイティティ)/ネックレス ¥25,300、ブレスレット ¥14,3 0 0(共にリビアナ コンティ | グルッポタナカ)

太田さん: ボディスーツ ¥39,600*参考価格、パンツ ¥49,500*参考価格(共にボンボム | エムエイティティ)/イヤリング ¥15,950(ソワリー)

GINZA2021年9月号掲載

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