「象る」は何と読む？読めたらスゴい難解漢字、正解は...？

「象」という漢字からは、長い鼻をもつ動物の「象」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか？

今回はそんな「象」という字に送り仮名を付けた「象る」という言葉をご紹介します。

皆さんは、正しく読むことができますか？

「印象」「抽象的」など、身近な言葉の中にも「象」がつく熟語はたくさんあります。

「象る」という言葉も、「象徴する」や「象形文字」の「象形」に近い意味をもっています。

なんとなく答えが思い浮かんだ方はいますでしょうか？

正解は「かたどる」でした！

「象る（かたどる）」を調べてみましょう！意味は下記の通りでした。

１物の形を写し取る。また、ある形に似せて作る。
２物事を形象化して表す。象徴する。

出典：松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』（第二版）、小学館（2012年11月2日発行）

2の意味としても、「形象」や「象徴」といったように「象」という字が使われていますよね。

「形取る」という意味で、「星を象った模様」「平和を象る」といったように用います。

いかがだったでしょうか？

「象る」は「かたどる」と読むことができます！

「模る」と表記しても同じように「かたどる」と読みます。

動物としての「象」からは思い付きにくいかもしれませんが、見慣れた使い方から連想できる言葉ですので意外と簡単に覚えられるのではないでしょうか？

ぜひ「象る」と「模る」を併せて覚えてみてくださいね！