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「どう思われてる?」生理痛で毎月休暇。うしろめたさがハンパなくて…

  • 2021.10.3
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生理痛がひどく、OL時代は月1回は生理痛で遅刻や早退をしていた私。上司が男性だったので言いにくくもあり、周りに対してうしろめたい日々を過ごしていました。

生理痛がひどく鎮痛薬も効かない

生理痛がどれくらい重いかは個人差があると思いますが、私の場合は年々ひどくなってしまい、社会人になるころには鎮痛薬を飲んでも効かないくらいでした。

生理が休日にあたれば家で体を休めることができますが、なかなかそうもいきません。平日に生理になってしまうと、開始から2〜3日は痛みに耐えながら仕事をしなければならなかったのです。

月1回の頻度で遅刻・早退・休暇

鎮痛薬を飲み、耐えられる程度の痛みなら頑張って出勤します。しかし、耐えられない日のほうが多く、そのため毎月「遅刻」「早退」「休暇」のいずれかを取っていました。そうしないと、つらくて倒れてしまいそうでしたし、実際に貧血で倒れたことも……。

ただ、私の場合、上司は年配の男性。上司が生理痛を理解してくれるかどうか以前に、「生理痛で休みます」と言うのが恥ずかしかったです。休暇を許可してもらえても、うしろめたさはいつも残っていました。

「仕方がないこと」と割り切れたのは入社6年目

生理痛で休んだり早退したりする日々が続き、最初はうしろめたさもありましたが、入社6年目になったころからは、少し割り切れるようになりました。

きっかけは特にありません。痛み止めを飲んでも効かない、規則正しい生活を心がけても効果はない。何をしてもやっぱり痛みは我慢できなかったので、休んだりしてしまうのは仕方がないと割り切るしか、気持ちの整理のしようがなかった、というのが正直なところです。

しかし、割り切ったことで私の気持ちはとてもラクになりました。倒れそうになりながら仕事をすることはやめ、「来月の生理は無事に過ごせるだろうか」と不安に思うこともやめました。生理は病気ではありませんが、自分で自分の体を大切に扱ってあげることが大事なんだという気持ちに落ち着いたのです。

OLになりたてのころは、生理で会社を休むなんて甘いんじゃないか、と思っていました。でも貧血で倒れてしまったり、痛みで1時間以上動けなくなったりという経験を通して、生理は病気ではないけれど、生理症状が強い場合は病気と同じように休息が必要だと思うようになったのです。

現在は低用量ピルを服用しているので生理痛はほぼないのですが、会社を休むことを気まずく感じたら、受診したり、ピルを試したりしてみればよかったとも思っています。子宮がん検診、定期検診は受けていたので、疾患がないことはわかっていましたが、産婦人科で相談する勇気がなかなか出ず……。早くピルを飲んでいたら、もっと気持ちはラクだったのにな、と思っています。

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

監修/助産師REIKO
著者/石神りぴ

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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