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ちきんではありません!【冶金】読めそうで読めない漢字、これ何だ?!

  • 2021.10.1

漢字は似ているものの、読み方はまったく違う漢字ありますよね。 今回の「冶金」も一見簡単そうですが、間違えやすい漢字に。 正しくはどう読むのか、さっそくみていきましょう。

(1)「冶金」の読み方

漢字を見た瞬間、「ちきん」と読まれた人はいないでしょうか。 しかし、よく見てください。 「ち」と読む漢字はさんずいに台という字の「治」ですが、これはにすいに台の「冶」。 まったく違う漢字になります。 これは「やきん」と読み、夜勤と同じ読み方です。 じつは治に似た冶は「や」と読みます。 読み方に迷ったら、夜勤と同じ読み方だったことを思い出してください。 (『広辞苑』より)

(2)「冶金」はどんなもの?

普段の生活ではあまり見かけない冶金ですが、生活には密着しています。 冶金とは、簡単にいえば技術のこと。 鉱石などから含有金属を分離・精製することです。 広義には、取り出した金属を加工する鋳造や鍛造などの技術も冶金に含まれます。 冶金をしなければ、美しい金属を作り出すことはできません。 この技術はなくてはならない存在なのです。 (『広辞苑』より)

(3)「冶金」を用いた例文

どのように冶金を使うのか、例文を用いてみていきましょう。 「親が経営する冶金会社で修行を積み、親が引いたあと自身が社長に就任した」 「美しい金属製品を作るには冶金技術が必要不可欠だ」 「冶金技術の発展により金属加工はめざましく発展した」 (『広辞苑』より)

(4)「冶金」が入った四字熟語

最後に、「冶金」が使われた四字熟語をご紹介します。 それが「冶金踊躍(やきんようやく)」。 意味は、「自分の置かれている立場に満足していない」です。 荘子の大宗師より、ドロドロの金属がるつぼの中で跳ね上がり、外に出たそうにしている様子からできた言葉になります。 (『広辞苑』より) 思わずちきんと読んでしまいそうな「冶金」。 しっかり見極めることで、漢字を正しく読めます。 周りの人にも、ぜひ読み方を教えてあげてくださいね。 (恋愛jp編集部)

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