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とろりと温まる"里芋の梅おろし煮"

  • 2021.10.2
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梅干しが入ることで、香りのよい酸味がプラスされ、味がグッと深まります。実りの秋です!旬の食材の風味を大切にした、季節の料理を料理研究家の植松良枝さんに習いました。

とろりと温まる"里芋の梅おろし煮"

■“里芋の梅おろし煮”のつくり方

里芋がきっちり入るような小ぶりな鍋を使うのがポイントです。里芋はキッチンペーパーで表面を拭く程度の下処理でOK。ほどよいとろみが出てこっくり仕上がります。


◇材料 (3~4人分)

里芋:6~8個
梅干し:2個(大)
大根おろし:約1カップ(7~8cm分)
だし汁:450ml
★ 調味料:
・ 酒:大さじ1と1/2
・ 淡口醤油:大さじ1と1/2


(1)下準備
里芋は皮をむき、特に大きいものは半分に切って大きさを揃える。梅干しは実から種をはずし、包丁で粗く刻む。

(2)煮る
鍋にだし汁を煮立て、里芋の表面を湿ったキッチンペ ーパーで拭きながら入れる。調味料を加え、蓋をして里芋がやわらかくなるまで弱火で煮る。

(3)仕上げる
軽く水気を絞った大根おろしと梅干しを入れ、2~3分煮てなじませる。

完成
完成

――教える人

「植松良枝 料理研究家」

季節の移ろいを愛してやまない料理研究家。人気の料理教室「日々の飯」主宰。料理だけではなく毎日の生活にも季節の彩りを添え、暦や月の満ち欠けも生活の節目として大切に考える。1歳半を迎える子供の離乳食にも季節を映すことを忘れず、家族で季節ごとの喜びを分かち合っている。


このレシピは四季dancyu「秋の台所。」に掲載されたものです。

文:中村裕子 撮影:野口健志

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