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時代はジェンダーレス! 性別を超えたセレブたち。

  • 2015.7.17
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【さらに写真を見る】時代はジェンダーレス! 性別を超えたセレブたち。

ヤングセレブたちの間で、ジェンダーレスなライフスタイルが増えている。女らしさ、男らしさって? そんな価値観にとらわれず、恋もファッションも自分らしく生き始めたセレブたちをご紹介します!

カーラ・デルヴィーニュ 実力派ミュージシャンとの結婚も秒読み!?

8月12日に23歳になるカーラ。モード界のItガールとして注目を浴びた2012年から13年にかけてはワン・ダイレクションのハリー・スタイルズやジェイク・バグとの交際が話題になったカーラだが、2013年後半から噂になっていたのは、14歳上の女優、ミシェル・ロドリゲスとの関係。ティーンの頃は自分のセクシュアリティに悩んでいたというカーラだが、米『VOGUE』7月号のインタビューで「20歳で初めて女性と恋に落ちた時に、認めたの」と語っている。

当時すでにバイセクシャル宣言をしていたミシェルは、翌年1月に英国紙の取材に「うまく行ってるわ」と交際を認めるコメントを出したが、互いに激しい性格でケンカが絶えず、結局6月に破局。その後、映画『Tulip Fever』(原題)で共演したジャック・オコンネルとの噂もあったが、今年になってから交際中なのは32歳のシンガーソングライター、セイント・ヴィンセント(本名はアニー・クラーク)。カーラは左手の小指に恋人の頭文字「AC」というタトゥーを入れるなど、すっかり夢中の様子。4月に破局説が流れると、「今とても恋をしています(I am very much in love)」とすぐに否定ツイートをするなど、相手の名前こそはっきり挙げないが、交際は順調のようだ。6月に入ると、アニーはインスタグラムに「結婚して、アニー・クラーク」という手書きのメモをアップし、「Ok」とコメント。これがカーラからのプロポーズ? と憶測を呼んでいるが、今のところ2人とも沈黙したまま。女優としてのキャリアも絶好調のカーラは『VOGUE』のインタビューで「最近、ありのまま自分でいるのがこんなにハッピーなのは、ガールフレンドに恋しているからだと思う。こんな言葉が口から出てくるのも奇跡だわ」と語っている。

マイリー・サイラス 仲睦まじい様子をインスタでお互いにアップ。

アイドルとして人気を博す一方で、ニック・ジョナスとの交際やジャスティン・ビーバーとの噂(本人たちは、ただの友だち同士だと交際を否定)など、ティーンの頃からボーイフレンドの存在が絶えなかった22歳のマイリー。その一方で、14歳の時、すでに自分がバイセクシャルであることを母親に告白していたと雑誌インタビューで語っている。17歳の時に映画『ラストソング』で共演したリアム・ヘムズワースと19歳で婚約したが、13年に破局。昨年秋からはアーノルド・シュワルツェネッガーのイケメン長男、パトリック・シュワルツェネッガーと交際したが今年3月に破局した。

その直後からマイリーと行動を共にしているのが、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェル、ステラ・マックスウェルだ。

バイセクシャルだと公表している1歳上のステラとはラスベガスに旅行したり、テキサスのサウス・バイ・サウス・ウェスト・フェスティバルに出かけたり、最近はどこへ行くのも一緒。お互いのインスタグラムにもしょっちゅう登場している。マイリーの親友でアシスタントでもあるチェイン・トーマスの紹介で知り合い、ステラはマイリーのPVにも出演。撮影の合間にキスしているのを目撃された。自身のセクシュアリティについて、マイリーは「私はただ対等で、公平なの」と語り、「18歳以上で私を愛してくれる人なら、誰もが対象よ。男女は関係ない。私のパートナーもそんなこだわりを持つ必要はないわ」と話している。

クリステン・スチュワート 親友兼アシスタントとの仲は順調!

『トワイライト』シリーズで共演したロバート・パティンソンとの5年間にわたる波乱に満ちた恋、破局のきっかけとなった『スノーホワイト』の監督との不倫騒動など、20代前半は恋愛の悩みがつきなかったクリステン。ロブと破局後、昨夏は日本で撮影していた映画『Equals』(原題)で共演したニコラス・ホルトと急接近するなど、いろいろ噂はあったが、25歳の彼女が最近ずっと一緒にいるのは以前からの親友、アリシア・カーガイル。クリステンのパーソナル・アシスタントでもある。2人はTシャツにデニム、キャップというユニセックスな装いで、手をつないで出かける姿がひんぱんに目撃されている。

10月公開の映画『アクトレス〜女たちの舞台〜』で大女優のアシスタント役を演じたクリステン。女優とアシスタントの関係について、TVトーク番組で「とても孤独で、守ってくれるものが必要だから、仲間や親友を雇うことになるの。スケジュールを管理してくれて、さらに一緒に住んでくれるような人をね」と語ったが、これはそのまま、彼女自身とアリシアの関係にもあてはまりそう。パートナーが自分にとって親しい友人でもあってほしいという願望は、セレブに限らない発想。とすれば、クリステンは理想の相手にめぐり会えたのかも。

本人たちは何も語らないが、クリステンの実母・ジュールズが6月、イギリスの新聞紙上で娘とアリシアとの関係を認める発言をしたばかり。過去の苦い経験からプライベートが注目されるのを人一倍嫌うクリステンはおかんむりらしく、ジュールズはすぐに「アシスタントとしてのアリシアについて語っただけ」と火消しのコメントを発表した。

エヴァン・レイチェル・ウッド お得意のツイッターで恋もスタート?

ティーンの頃から美貌と演技力で本格派女優として活躍してきた28歳のエヴァン。2007年、20歳の時に19歳上のマリリン・マンソンと交際を始め婚約もしたが、2010年に破局。翌年、バイセクシャルであるとカミングアウトした。カミングアウトするタイミングを慎重に考えていたという。同性も愛することを「一過性のものだとか、(告白して)注目されたいからだと思われないタイミングを探していたの。これは私という人間の一部。自分が何者なのか、はっきりわかる年齢になったの」と、公表当時に語っていた。

その後、18歳の時につき合っていたジェイミー・ベルと復縁、12年10月に結婚して翌年息子が誕生したが、昨年破局してしまった。妊娠中、パパラッチの心ない攻勢に対する批判をツイートするなど、ツイッター大好きのエヴァンは2013年2月、『Lの世界』で人気を博した女優のキャサリン・メーニッヒを街で見かけたことをツイート。「彼女が大好き!!」というツイートに、キャサリンが「声をかけてくれればよかったのに」と返して、これをきっかけに交流がスタート。エヴァンはキャサリンに対して「私が誰であるかを気づかせてくれたわ」と、自らのセクシュアリティを意識したようなツイートを返した。それから1年半以上経った昨年10月、なんと2人の交際が明らかに。だが、その後スピード破局を迎えてしまったらしい。

一方、破綻したジェイミーに対してもわだかまりは皆無で、今年の父の日も彼に宛ててお祝いツイート。「親としての長い道のりを歩むパートナーに。あなたがいて、本当に幸運だわ。一緒に息子の成長を見守りましょう」とメッセージを送っている。最近は舞台で共演した俳優マイケル・トーマス・グラントやミュージシャンのアンディ・トングレンとのデートを目撃されたエヴァン。「もし神様が、私に男も女も両方愛してはいけないというなら、神様は男女をあんなに美しく創造するべきじゃなかったのよ」という2013年2月のツイートが、すべてを物語っていると言えそう。

ジェイデン・スミス 柔軟な考えを持つ、新世代ボーイ。

最近、ジェンダーレスなファッションが注目を浴びているジェイデン・スミスは、7月に17歳の誕生日を迎えたばかり。パパのウィル・スミスはマッチョなヒーロー役で大スターになったが、ジェイデンは素直に真似をするつもりはなさそう。普段着はスカートにレギンスやミニワンピの下に短パンの重ね着、4月にコーチェラ・フェスに参戦した時もミニワンピに見えるロングシャツに、バラの造花をあしらった大きめのヘッドバンドをつけたスタイルだった。彼が着ているのは大半が、自身の手がけるファッション・ブランド「MSFTSrep」のもの。ルーズフィットなデザインで性差を感じさせない着こなしがお好みらしく、トップショップ(TOPSHOP)でレディースのアイテムを買い求めたことも。その際、SNSで「トップショップに女の子の服……ていうか、“服”を買いに行ったよ」「パンツなしでドレスを着た時、急に世界が大きく変わった」とコメントし、ジェンダーにこだわらない姿勢を見せた。

ジェイデンの個性は女子からの人気も高く、ヴァネッサ・ハジェンズの妹・ステラやニコール・リッチーの妹・ソフィアなど、大物セレブ二世の娘たちと仲良し。2013年には1歳上のカイリー・ジェンナーとの交際が話題になったが、この時もデートにアイアンマンのスーツ&マスクで現れるなど、奇抜なスタイルで世間を驚かせた。

シンガーとして活躍する14歳の妹・ウィローとも、しょっちゅう服を交換しているとか。「僕も妹も、人に何を言われようと気にしないんだ」と話すジェイデン。「これまで誰も見たことのないようなものを作りたいし、聞いたこともないようなことを言いたい」という言葉からは、性を越えたクリエイティビティが期待できそう!

アンドレア・ペジック 圧倒的な美貌は女性以上!

昨年7月に性別適合手術を受けて女性になるまでは、本名の“アンドレイ”名義でメンズ/レディース双方のファションモデルとして活躍していたアンドレア・ペジック。ボスニア・ヘルツェゴビナ生まれの今年24歳で、8歳の時に家族でオーストラリアに移住。スカウトされて17歳でモデル・デビューした彼は、190センチの長身と華奢な骨格を活かした中性的な魅力で、ジャン=ポール・ゴルチエ(JEAN PAUL GAULTIER)マーク ジェイコブ(MARC JACOBS)などのブランドで、メンズとレディースのコレクションにかけ持ちで出演した。

ゴルチエの2011年春夏オートクチュール・コレクションでのウエディングドレス姿は圧倒的な美しさだったが、メンズモデルとしてのスーツ姿も本当にクール。男装ではないし女装でもない、どんなスタイルも自分の着こなしにできる。ジェンダーレスという言葉を真に体現したアンドレアは、昨今のジェンダーレス・ブームの火付け役となった存在と言えそう。

2013年には、メンズのショーに出演したこともある女性モデル、サスキア・デ・ブロウとデヴィッド・ボウイのMV「The Stars (Are Out Tonight)」に出演、男女逆転のジェンダーベンダーなカップルを演じて話題になった。

性別適合手術後の今は、もう男性ではないので今後の活動は女性モデルとしてのものになるという。ソフィア・コッポラが監督予定だった『リトル・マーメイド』の実写版ではヒロイン、アリエルの姉妹役に抜擢されていたが、6月にソフィアの降板が発表され、現時点では進捗状況は不明。だが、内戦を逃れてオーストラリアに渡った少年・アンドレイの数奇な半生をドキュメンタリー映画化する企画があり、ジャレッド・レトが製作に協力しているそうだ。

参照元:VOGUE JAPAN

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