「何に見える？」あなたが“怒っている時にやりがちなこと”がわかる心理テスト

感情に任せて怒っている時、自分で自分の状態が見えなくなっていることが多いのではないでしょうか。人は怒っている時、大体同じような行動になりがちです。あなたは自分が怒っている時に、どういう行動をしているか知っていますか？“怒っている時にやりがちなこと”を探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.ハンドマイク

2.飛び出すパンチボール

3.弁髪

4.1輪の花

図形がハンドマイクに見えた人は、怒っている時に噴火したように捲し立て始める傾向がありそうです。相手が二の句をつげないくらい、まるでマシンガンのように自分の正当性を誇示しようとしているのではないでしょうか。

このタイプの人は、頭の回転がはやく弁が立つ方でしょう。また感情の起伏も激しく、怒っている時は誰がみても明らかな感じで怒りを表出しがちかもしれません。まるで噴火中の火山のように、止めどなくイラついた声で捲し立ててしまっていそうです。

そういう時のあなたは、誰が何を言ってもダメかもしれません。相手も黙り込んでしまうことが多いでしょう。「黙ってないでなんとか言え！」と言ってしまうかもしれませんが、おそらく、あなたが息継ぎもないくらい言葉を浴びせているので、言葉を挟めなくなっているのでしょう。

図形が飛び出すパンチボールに見えた人は、怒っている時に一言吐き捨てて去るという行動に走りがちかもしれません。あまり言葉数は多くないですが、最後に一言だけ強い攻撃力がある言葉を残してその場を立ち去ってしまうことがありそうです。

このタイプの人は、どちらかというと我慢強く耐える性格をしているでしょう。怒っている時も、かなりギリギリまでは冷静でいようと声を荒げないように頑張っていることが多そうです。怒りがコントロールできそうもない時は、その場を立ち去ることで気持ちを鎮めようとするでしょう。

ただ、そのまま立ち去ることができず、結局立ち去る前に心の中に溜めていた想いを一言に乗せて相手にぶつけてから去ることが多そうです。そうすることで、相手が追ってこないようにしている可能性もあるでしょう。

図形が弁髪に見えた人は、怒っている時に黙々と作業をする傾向にありそうです。目の前にあることに集中することで気持ちを紛らわせようとしているのではないでしょうか。掃除をしてみたり、目の前を片付けてみたり、とにかく手を動かそうとするでしょう。

このタイプの人は、親和的で人とぶつかり合うことを避けようとするところがありそうです。自分が悪い時も相手が悪い時も、出来るだけなかったことにしたいと考えるでしょう。怒りをぶつけ合うなんて、本当に避けたいことの一つなのではないでしょうか。

そのため、怒ってはいけないとばかりに自分の気持ちを逸らそうと躍起になってくるでしょう。黙々と作業に集中することで怒りを鎮め、ことなきを得たいという想いに駆られていそうです。それでも邪魔をされると泣きそうになりながら怒りが少し漏れ出るような感じになるかもしれません。

図形が1輪の花に見えた人は、怒っている時に黙り込んでしまう傾向があるかもしれません。今まで普通に喋っていたのに、怒りが湧いてくると、急に何も言わなくなってしまうのではないでしょうか。相手が何を言っても無視を決め込んでしまいそうです。

このタイプの人は、口下手で自分の気持ちを言葉にするのが苦手なところがあるでしょう。特に怒りの気持ちは言葉になりづらく、どう表現したら良いかわからなくなってしまいがちかもしれません。また感情コントロールが効かなくなるのも嫌なため、口を開かずにいるのではないでしょうか。

何を言っても黙っているので、相手もとりあえず離れていってしまうことが多いのではないでしょうか。そうやって時間を空けることで、あなた自身も気持ちの整理をして言葉にできるようにしているのでしょう。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース編集部