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「後目」は「あとめ」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は?

  • 2022.9.26
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簡単な漢字の組み合わせでも、変わった読み方をする場合があります。

今回ご紹介する「後目」もその一つです。

「跡取り(あととり)」を意味する「あとめ」と読んでも正解なのですが、今回当てていただきたいのは別の読み方です。

さあ、いったいなんと読むのでしょうか?

「後目」の読み方!

読み方の検討が全くつかない、という方も多いと思うので例文から考えてみましょう!

「困っている人を後目に、帰路を急ぐ」

どうやら時間が迫っていたのか、困っている人がいたにも関わらず、そのまま家に帰ってしまったようですね。

ちらっと見るだけで、問題にせず進む様子をなんというでしょうか?

それでは正解を発表します!

正解は「しりめ」でした!

「後」という漢字を「しり」と読むのは、なかなか見ない読み方ですね!

「後目」の意味

さっそく「後目(しりめ)」を辞書で調べてみましょう!!

「後目(しりめ)」と同じ意味の「尻目(しりめ)」で辞書を引いてみると…

まともに顔を向けず目のはしでちょっと見ること。「ーにかける[=無視したに等しい態度を取る]/…をーに[=相手をちょっと見るだけで、問題にせず進む様子]」表記「後目」とも書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.770

 

「後目(しりめ)」にかけるというのは、無視したに等しい態度を取るという意味で使われるのですね。

一般的な表記は「尻目(しりめ)」の表記の方ですが、ぜひこの機会に2通りの表記を覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「後目」は「しりめ」と読みます。

「あとめ」以外の読み方もぜひ覚えておいてくださいね。