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「口惜しい」は「くちおしい」以外になんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.4.13
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世間一般で表記されている漢字でも、全く別の表記ができる漢字があります。

今回はそのようなパターンの漢字をご紹介します。

「口惜しい」という字です。

とても簡単な漢字の組み合わせですが、すぐに読める方は少ないかもしれません。

いったい何と読むのでしょうか?

「口惜しい」の読み方!

「口(くち)」と「惜しい(おしい)」の組み合わせですが、「くちおしい」と読まれた方も多いのではないでしょうか?

「くちおしい」と読まれても正解なのですが、今回当てていただきたいのは別の読み方です。

さっそく例文を元に考えてみましょう!

「運動会の紅白リレーでバトンを落としてしまった事が、今でも口惜しい」

紅白リレーは、全種目の最後の方に行われる花形競技ですよね。

そんな中バトンを落としてしまったのは、さぞかし悔やまれる事だと思います。

「口惜しい」はそんな敗北感・屈辱感が原因で起こる感情のようです。

それでは正解を発表します!

正解は「くやしい」でした!

こんな表記もあったのか、と思った方も多いのではないでしょうか?

「口惜しい」の意味

さっそく「口惜しい(くやしい)」を辞書で調べてみましょう!!

「口惜しい(くやしい)」と同じ意味の「悔しい(くやしい)」で辞書を引いてみると

自分の受けた挫折感・敗北感・屈辱感などを拭い去ることが出来ず、なんとかして目的を果たしたい(相手を見返してやりたい)という気持ちをいだき続ける様子だ。表記「口惜しい」とも書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.434

 

「口惜しい(くやしい)」という言葉には「目的を果たしたい・相手を見返してやりたい」という気持ちもあるのですね。

「口惜しさ(くやしさ)」をバネにして、日々コツコツと努力していきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「口惜しい」は「くやしい」と読みます。

このように漢字には、同じ意味や読み方でも複数の表記ができる漢字があります。

それぞれの漢字が当てられた意味や語源、歴史的背景などを調べてみると面白い発見をする事があります。

他にも面白い漢字はたくさんあるので、気になった方はぜひ調べてみて下さいね!