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「効」は「こう」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.10
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小学校で習う簡単な漢字でも、面白い読み方をすることがあります。

今回ご紹介する漢字もその一つ。「効果(こうか)」や「効能(こうのう)」など、日常的に目にすることも多い「効」ですが、実は「こう」以外の読み方を持つことはご存知ですか?

いったい何と読むか、当ててみてください!

「効」の読み方!

「効く(きく)」が思い浮かんだ方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今回は送り仮名が付いていないため不正解です。ちなみに、「効目」と書いて「ききめ」と読むことができますよ。

それでは、例文を元に考えてみましょう!

「努力した効が全くなかった」

「努力した効」という言葉で、わかった方も多いかもしれませんね。ちなみに、「努力した甲斐が全くなかった」とも書くことができますよ。

それでは、正解を発表します。

正解は「かい」でした!

「効」の意味

「〜した甲斐がない」という言葉はしばしば使いますよね。でも、まさか「効」で「かい」と読むことができるとは、ご存じなかった方が多いのではないでしょうか?

それでは、「効(かい)」の意味を辞書で調べてみましょう! 今回は「甲斐」で引いてみます。

何かをした(することによって得られる)好ましい結果や充足感。「努力したーがない/生きーを感じる」表記「効」とも書く。

出典:山田忠雄、倉持保男、上野善道、山田明雄、井島正博、笹原宏之 編、『新明解国語辞典』(第八版)、三省堂(2020年11月20日第八版発行)p.228

 

いかがでしょう、みなさんは「効」の意味を正しく理解できていましたか?

ちなみに、「効」の「かい」という読み方は、常用漢字表に載っていないもので「表外読み」と言われています。

まとめ

いかがでしたか?

「効」は「こう」のほかに「かい」と読みます。

「表外読み」について気になった方は、他の漢字もぜひ調べてみて下さいね!