今回ご紹介する漢字は「蒸す」。
寒さが厳しくなると、店先でついつい買いたくなる中華まんをはじめ、油を使わずヘルシーで栄養もしっかり取れる定番調理法として蒸し料理は有名ですよね。
読んで字の如く、「蒸す(むす)」とも読みますが、「むす」以外にも別の読み方もあるのを知っていますか?
一体なんと読むのでしょうか?
「蒸す」の読み方!
では、早速「蒸す」の読み方の発表です。
「むらす」と読んだ方は、不正解!「むらす」の場合は、漢字で書くと「蒸らす」となりますよ。
ですが、着眼点はバッチリ!
蒸し料理の調理で連想する言葉こそ、最大のヒントなのですが……。
ここまで書くと、思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか?
正解は「ふかす」でした!
「蒸す」の意味は?
では改めて、「蒸す(ふかす)」について国語辞典で調べてみましょう!
食材に、強い湯気を中まで通るように当てて、食べられる状態にする。
出典:山田俊雄・石綿敏雄編、角川最新国語辞典、角川書店(1993年12月10日29版)p.1355
中華まんや茶碗蒸しの他、焼売、餃子、赤飯、蕪蒸し等、中華料理は勿論、日本料理にも広く用いられています。
ちなみに「蒸す」の他、「蒸かす」と書くこともあるそうですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「蒸す」は「むす」とも読みますが、「ふかす」とも読みます。
ぜひ、この機会に「蒸す」の読み方をマスターして、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!