1. トップ
  2. 「不断」は「ふだん」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

「不断」は「ふだん」以外に何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.8
undefined

今回ご紹介する漢字は「不断」。

「不意(ふい)」や「不可能(ふかのう)」などに使われる「不」と、「断崖(だんがい)」や「英断(えいだん)」のように使う「断」を組み合わせた言葉です。

「ふだん」とも読みますが、今回は読み仮名四文字で考えてください!

さぁ、一体なんと読むのかわかりますか?

「不断」の読み方!

「不断」に「ふだん」以外の読み方があるなんて、驚かれた方も多いのではないでしょうか?

ヒントは、たくさんある様子を表す言葉です。

「不断に使われたチョコレート」「不断な果実」のように使うことが多いでしょう。

一般に、よい意味でたくさんあることを表すときに使われます。

「ふ」で始まって「ん」で終わる言葉ですよ。

さぁ、そろそろ読み方はわかりましたか?

そう、正解は「ふんだん」でした!

「不断」の豆知識

先述した通り、「不断(ふんだん)」とはたくさんある様子を表す言葉です。それも、ちょっと多い、なんてものではないんですよ。

あまるほどたくさんあるさま。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1562

 

と、いうように、とにかくものがたくさんある状態を「不断」と言うんです。

なお、「ふだん」と読む場合は意味が異なります。

①絶え間なく続くこと。決断力に乏しいこと。
②つねひごろ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1529

 

同じ漢字なのに、ここまで意味が違うなんて面白いですよね!

ところで、「不」の字は花の形から作られた漢字なのをご存知でしょうか。

そのため、「不」には「はなぶさ」という読み方もあります。

否定形の言葉や文章を作ることに使われることが多いため、現在「はなぶさ」と使われることはめったにありません。

まとめ

いかがでしたか?

「不断」は「ふんだん」と読みます。

「不断」にチョコレートを使ったケーキやお菓子を見つけたら、ぜひこの漢字を思い出してみてくださいね!