今回ご紹介する漢字は「酬いる」。
「酬」の字は「報酬」や「応酬」のように使うことが多いですよね。
でも実は、「酬」には「しゅう」以外の読み方もあるんです。
さて、一体なんと読むのかわかりますか?
「酬いる」の読み方!
では、早速「酬いる」の読み方を発表します。
「しゅういる」と読んだ方は、不正解!
ヒントは相手からされたことに対して応えるときや、相手に仕返しをするようなときに使う言葉です。
「○○いる」と、4文字で言葉を考えてみてください。
「恩に酬いる」や「恨みを酬いる」のように使うことが多いですよ。
そろそろ読み方はわかりましたか?
正解は「むくいる」でした!
「酬いる」の豆知識
では、「酬いる(むくいる)」とはどういう意味なのでしょうか。
①人から受けたことに対して、それに見合うだけのことをして返す。応える。むくう。
②相手から受けた仇や屈辱に対して仕返しをする。報復する。
出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1689
「酬いる」は「報いる」とも書くことができます。どちらも意味は同じです。
ちなみに「酬」には「酬える(こたえる)」という読み方もあるんですよ。
まとめ
いかがでしたか?
「酬いる」は「むくいる」と読みます。
ぜひ、この機会に「酬いる」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!