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「寡い」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.11
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今回ご紹介する漢字は「寡い」。

「寡黙(かもく)」や「多寡(たか)」のように「か」と読むことが多い漢字ですが、一体なんと読むのかわかりますか?

一見「うーん…」と考えてしまうほど難しく見えますが、実は答えは小学生でも知っているものなんですよ!

さあ、考えてみてください!

「寡い」の読み方!

では、早速「寡い」の読み方を発表します。

「かい」と読んだ方は、不正解!

ヒントはものの量を表すときに使う言葉です。

期待していたよりも量が不足しているとき、思わず「寡い」と言ってしまう方も多いと思います。

「ご飯の量が寡い」「寡い情報から探し当てる」のように使います。

そろそろ読み方はわかりましたか?

最後にもう1つヒントを出しましょう!

「多い」の対義語として使われる言葉です。

さあ、もうわかりましたね。

正解は「すくない」でした!

「寡い」の豆知識

一口に「寡い(すくない)」といっても、文脈や使用される場面によって微妙に意味合いが変わります。今回参照した辞書にも、実に4種類の意味が記載されていました!

量が基準よりも小さいさま。あまり(多く)ない。
①ものの数や量が小さい。少しだ。わずかだ。
②全体に占める割合や度合いが小さい。
③頻度や確率などが小さい。まれだ。
④年が下である。年少だ。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.901

 

ちなみに、「寡」はほかに「やもめ」とも読みます。

日本語は面白いもので、ほかにも「寡い」ことを意味する言葉がたくさんありますよ。

たとえば「雀の涙」や「爪の先」「針の目ほどもない」などです。

「寡い」ことを様々な形で表そうと、身近なものに例えた表現が生まれたのかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

「寡い」は「すくない」と読みます。

ぜひ、この機会に「寡い」の読み方を覚えて、ご友人やご家族との話のネタにしてみてください!