1. トップ
  2. 「陳べる」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

「陳べる」はなんと読む?読めたらスゴい難読漢字、正解は...?

  • 2022.2.25
undefined

今回ご紹介するのは「陳べる」です。

「陳述(ちんじゅつ)」や「陳腐(ちんぷ)」などに使われる「陳」。ほかにも「陳麻婆豆腐(チンマーボードーフ)」で使われていますよね。

上記のように「ちん」と読むことが一般的ですが…。

さて、一体なんと読むのかわかりますか?

「陳べる」の読み方!

では、早速「陳べる」の読み方を発表します。

ヒントは、何かを口で伝えるときに使う言葉です。

ただお喋りするというよりも、しっかりとした考えを伝えたいときに使うことが多いでしょう。

「自分の考えを陳べる」「お礼を陳べる」などのように使います。

ほかの漢字では「宣べる」とも書けますよ。

さて、読み方はわかりましたか?

正解は「のべる」でした!

「陳べる」の豆知識

では、「陳べる(のべる)」とはどのような意味なのでしょうか。

ことばを連ねて気持ちや考えを言い表す。また、文章に書き表す。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1364

 

普段は「陳べる」や「宣べる」ではなく「述べる」を使うことが多いかもしれませんね。ちなみに、意味はどれも同じです。

「のべる」といえば、「延べる」や「伸べる」も同じように読みますよね。しかし、これらは「陳べる」の意味とは大きく異なります。

①たたんであるものなどを広げる。
②かたまった状態のものを打って薄く広げる。打ち延べる。
③対象に向けて手をのばす。手をさしだす。さしのべる。
④時刻・期日・期限などをおくらせる。くりのべる。

出典:北原保雄編、明鏡国語辞典第二版、大修館書店(2017年4月1日版)p.1364

 

「延期」や「伸張」というように、広げたり遅らせたりするときに使います。混同しないよう、この機会に覚えておきましょう!

まとめ

いかがでしたか?

「陳べる」は「のべる」と読みます。

普段は「述べる」を使うことがほとんどですが、たまには「そういえば『陳べる』とも書けるんだった!」と思い出してみてくださいね。