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「牛車」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.10.24
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平安時代の貴族の暮らしといえば、どのようなものを思い浮かべますか?

広々とした庭園のある屋敷を持ち、きらびやかな着物を着たり季節ごとに行事を楽しんだりと、優雅な生活を想像する方も多いかと思います。

今回はそんな平安貴族の暮らしに関係する言葉からの出題です。

「牛車」という言葉なのですが、皆さんは正しく読むことができますか?

「牛車」の読み方とは?

平安時代以降、「牛車」はその字の通り牛に引かせる車として用いられていました。

「ぎゅうしゃ」や「うしぐるま」と読んでも間違いではないのですが、今回は別の読み方を考えてみてください!

「牛」の部分の読み方が特徴的ですよ。

皆さん思い浮かびましたでしょうか?

正解は「ぎっしゃ」でした!

「牛車」はどんな意味?

「牛車(ぎっしゃ)」を調べてみましょう!意味は下記の通りでした。

牛にひかせる乗用の車。主として平安時代、貴族階級を中心に使われ、身分により種類が異なった。唐車(からぐるま)・雨眉(あままゆ)の車・檳榔毛(びろうげ)の車・糸毛の車・網代車(あじろぐるま)・八葉(はちよう)の車など。御所車。うしぐるま。ぎゅうしゃ。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

乗る人の位階やその家柄の格、用途によっても乗る牛車の種類が異なったといいます。

例えば、唐車(からぐるま)は最も華美な様式の牛車で、網代車(あじろぐるま)は大臣から侍従まで幅広く使われていいたそうです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「牛車」は「ぎっしゃ」と読むことができます!

乗用の目的のほか、外観の華やかさや美しさを競うものの一つだったそうです。

平安貴族の暮らしが少しだけ想像できたのではないでしょうか?

「牛車」が気になった方は、ぜひ画像検索をして見てみてくださいね!