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「竜胆」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.1
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皆さんは青色の花と聞いて何を思い浮かべますか?

青色の花は珍しいこともあり、筆者は眺めているだけで癒しや特別感を得られます。

ギフトにも用いられるバラやカーネーションのほか、アジサイやキキョウも綺麗な青い花を咲かせます。

今回ご紹介するのも青い花を咲かせる植物の一つです。

「竜胆」という言葉なのですが、皆さんは正しく読むことができますか?

「竜胆」の読み方とは?

「竜胆」とは秋に青紫色の花を咲かせる植物です。

近年は敬老の日の贈り物としても人気があるんだとか。

「りゅうたん」や「りゅうどう」と読んでも間違いではないのですが、今回はより一般的な植物の名前を“四文字”で考えてみてください!

思い浮かんだ方はいますでしょうか?

正解は「リンドウ」でした!

「竜胆」について

「竜胆(リンドウ)」という花の名前を聞いたことのある方は多いはず。でも、詳しく知っていらっしゃる方は案外いないかもしれません。

この機会に、しっかり覚えちゃいましょう!

1 リンドウ科の多年草。山野に生え、高さ20~60センチ。葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、青紫色の鐘状の花を数個上向きに開く。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したものを竜胆(りゅうたん)といい薬用。同科にはハルリンドウ・ミヤマリンドウやセンブリなども含まれる。えやみぐさ。にがな。ささりんどう。りゅうたん。りゅうどう。
2 襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は青。秋に用いる。
3 紋所の名。1の花や葉を図案化したもの。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

薬に用いられる根の部分が非常に苦いことから、その昔、中国で“竜の肝”という漢字が当てられたそう。それが日本に伝わり、やがて「リンドウ」と呼ばれるようになったそうです。

別名として、「イヤミグサ」「えやみぐさ(疫病草)」とも呼ばれています。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「竜胆」は「リンドウ」と読むことができます!

日本では、ほぼ全国的に見ることができる「竜胆」。

9〜11月に綺麗な青紫色の花を咲かせるので、野山を訪れる機会がありましたらぜひとも見つけてみてくださいね!