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「十六夜」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.11.19
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皆さんは今年の「十五夜」、“中秋の名月”には月を眺めましたか?

今年は幸運にも一致したものの、十五夜に必ずしも満月になるわけではありません。中秋の名月に満月だったのは、なんと8年ぶりだったそう!

さて今回は、そんな十五夜の翌日を表す「十六夜」という言葉をご紹介します。

皆さんは、正しく読むことができますか?

「十六夜」の読み方とは?

今年は、9月21日(火)が「十五夜」でした。

「十六夜」はその翌日、つまり今年でいえば9月22日でした。

「じゅうろくや」とも読みますが、今回は四文字で考えてみてください!

思い浮かんだ方はいますでしょうか?

正解は「いざよい」でした!

「十六夜」はどんな意味?

先述した通り、「十六夜(いざよい)」は十五夜の翌日を表します。でも、実はそれ以外にも面白い意味があるんですよ!

1 (十六夜)㋐十六夜の月のこと。㋑陰暦16日。また、その夜。
2 (猶予)進もうとして進まないこと。ためらい。躊躇(ちゅうちょ)。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

2つ目の意味を見て、「どうしてこのような意味があるの!?」とびっくりされた方も多いはず。なんでも、「ためらう・躊躇する」といった意味の「いざよう」が名詞化して「いざよい」になったんだとか。

これは、満月の翌晩は月の出が少し遅くなることを、「月がためらっていること」に見立てたからなんだそう。なんだかロマンチックですよね…!

まとめ

いかがだったでしょうか?

「十六夜」は「いざよい」と読むことができます!

少し変わった読みですが、耳にしたことがあった方も多いのではないでしょうか?

ぜひ十五夜だけでなく十六夜にも夜空を見上げてみてくださいね!