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「松毬」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.10.22
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秋になると、道に落ちた色づいた葉っぱや木の実を見かけることが増えますよね。

よく散歩やランニングをする方の中には、そのような光景から秋の訪れを感じるという方も少なくないのではないでしょうか?

今回はこれから冬にかけてよく見かけることができる「松毬」という言葉をご紹介します。

こちらの漢字、いくつか読み方があるのですが…皆さんは、正しく読むことができますか?

「松毬」の読み方とは?

「松毬」は「松」という字が含まれているように、松になる実のことを表しています。

綺麗に開いたヒダと茶色の色味が特徴的です。

クリスマスの時期には、「松毬」に装飾をしてミニクリスマスツリーとして飾られることもありますよ!

皆さんもうわかりましよね?

正解は「まつぼっくり(まつぼくり)」、「まつかさ」でした!

「松毬」について

「松毬(まつぼっくり)」を調べてみましょう!意味は下記の通りでした。

1 松の木の実。まつぼっくり。まつふぐり。
2 紋所の名。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

一般的には「まつぼっくり」や「まつかさ(松笠)」と呼ばれることが多いですが、「まつふぐり(松陰嚢)」とも読むことができます。「まつぼっくり」は「まつふぐり」の音が変化して生まれた読み方だそうです。

上記2の意味にあるように、「松毬」は古くから「割り松毬」「松毬菱」など家紋に使われてきました。

他にも、表面に切り込みを入れて調理した料理のことを「松笠焼き」「松笠揚げ」と呼びますびます。

日本人の暮らしと深い関係があるのだとわかりますね!

まとめ

いかがでしたか?

「松毬」は「まつぼっくり」と読むことができます!

「松毬」は10月〜12月にかけて松の木に実ります。これからの時期にぴったりなので、道端や公園などで見かけることができるかもしれません!

「松毬」を目にした際は、ぜひ漢字も思い出してみてくださいね!