「海鼠(ナマコ)」「鼬鼠(イタチ)」など、「鼠」という漢字が含まれた動物は意外にもたくさんいます。
今回ご紹介するのもそのひとつ。皆さんは「栗鼠」という言葉を見たことがありますか?
秋の味覚の1つとして知られる「栗(くり)」と、「鼠(ねずみ)」という漢字が組み合わさったものですがそれぞれは読めても組み合わさると途端に読めなくなった、という方も多いのではないでしょうか。
キャラクターにもなることがあるほど可愛らしい動物を表すのですが、皆さん正しく読むことができますか?
「栗鼠」の読み方とは?
「栗鼠」とは大きな尻尾が特徴の小動物を表します。
そのまま「くりねずみ」とも読むのですが、今回はより一般的な読み方を“二文字”で考えてみてください!
テレビなどで、ほっぺたに木の実を詰め込む可愛らしい姿を見たことがある方もいるかもしれません…!
ここまでヒントを出すとわかったのではないでしょうか?
正解は「リス」でした!
「栗鼠」について
「栗鼠(リス)」を調べてみましょう!意味は下記の通りでした。
1 リス科の哺乳類。体長15~22センチ、尾長13~17センチ。冬毛では背が暗褐色か黄褐色で夏毛では淡黒褐色になり、毛はふさふさしている。樹上生で、果実・種子・芽などを主食とし、巣も樹上に作る。本州・四国に分布。日本りす。本土りす。
2 齧歯(げっし)目リス科の哺乳類のうち、樹上にすみ昼間活動するものの総称。日本にはニホンリスとエゾリスが生息し、タイワンリスが野生化している。尾は体長と同じくらい長くてふさふさし、動作はすばしこく、クリ・クルミなどの木の実を好む。広くは、リス科のうちムササビ類以外を総称し、シマリス、ジリスなども含まれる。きねずみ。くりねずみ。
出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)
日本には、キタリスの亜種であるエゾリスと、固有種のニホンリスの2種が生息しています。
リス科は全部で約260種もあり、マーモットやプレーリードッグ、モモンガもその一つです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
「栗鼠」は「リス」と読むことができます!
「栗」という字は可愛らしいリスにぴったりですよね。漢字表記は初めて知ったという方も多いのではないでしょうか?
ぜひこの機会に覚えてみてくださいね!