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【東京:MAISON MARUNOUCHI】フードジャーナリスト渡辺紀子お墨付き、東京NEW OPEN

  • 2021.9.25
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MAISON MARUNOUCHI
[東京]

新幹線を眺めながら
優雅なティータイムを

眼下に東京駅を望むスモールラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル丸の内 東京」に、スタイリッシュなフレンチ・ビストロが誕生した。ランチやディナーはもちろんだが、ことにおすすめしたいのが、アフタヌーンティー。

伝統的な英国スタイルだと、3段のケーキスタンドの一番下がサンドウィッチ、2段目が生菓子、3段目が焼き菓子というのがスタンダードだが、こちらは食いしん坊さん仕様。できたてが次々運ばれてくる。たとえば、透明なトマトジュレを添えた蛤のピクルス、アプリコットがアクセントのチキンレバーパルフェ、煮込み仔豚のコロッケといった、ランチコースと同じメニューや、コンテチーズとハモン・セラーノを挟んだクロックマダムなど、フィンガーフードが6品も登場。どれもこれも、見た目もお味も繊細。丁寧に作られているからこそ、というのがよくわかる。

さらに、ピーチジャスミン タルトやピーチフィナンシェ、蕎麦茶ムース レモンカード、スコーンなど、スイーツも大充実(フルーツは季節によって異なる)。しかも、オレンジピール入りのマドレーヌは、焼きたてほかほかで供される。飲み物は珈琲も含めて全20種。幸せな昼下がりの時間を、ゆったりと味わい尽くそう。

アフタヌーンティーの主役ともいうべき紅茶は、ドイツの老舗茶舗「ロンネフェルト」社の紅茶を使用。紅茶4種、フレーバーティー7種、ハーブティー5種、コーヒー4種から選ぶ。平日 ¥7,590、土日祝 ¥8,223。帆立を花ズッキーニに詰めてソテーし、ホウレンソウとバジルのソースを添えた一品など、ビストロならではの本格的料理もあり、満足度高し。何から食べようか、それが問題だ。

*新型コロナウイルス感染拡大抑制のため、時短営業や休業の場合もあります。来店の際はお店に直接ご確認ください。

GINZA2021年8月号掲載

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