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創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

  • 2021.9.24

ホテルインディゴは15ヵ国に120を超える宿泊施設を展開する世界的ホテルチェーン。2020年1月にオープンした【ホテルインディゴ箱根強羅】は、薪オーブンでローストした肉料理をメインに、贅沢な素材を使ったランチやディナーが評判です。また、こだわりのカクテルやオリジナルビール、エスプレッソなど、その味をわざわざ確かめにいく価値のあるホテルです。

カクテルからオリジナルビールまで驚くほどの品揃え

「リバーサイド・キッチン&バー」のシックでモダンなスペースには、そこかしこに日本の伝統模様や図柄を配置。その昔、東海道を歩んだ旅人に思いを馳せる演出です。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲街道一の難所と言われた箱根で、旅人のために考案した小田原提灯。畳むと上下がフタになり、場所をとらず破損も防げる江戸時代のトラベルグッズです

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲大人の雰囲気を醸しだすカフェ&バースペースのカウンター

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲天井を飾る伝統デザイン。六角形が連続する亀甲模様の中に、箱根寄木細工のモチーフとしてポピュラーな麻の葉模様があしらわれます

ビール好きならこの一杯のために泊まる価値があるホテルオリジナルのペールエール「INDI五」。鎌倉ビール醸造とコラボした味わいは、フルーティで飲みやすく、奥行きのあるコクを楽しめます。鮮やかな黄金色が映えていました。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲ホテルオリジナルのクラフトビール「INDI五」がおすすめです

注目は、国際バーテンダー協会が主催する世界大会で総合優勝した京都のバー「ロッキングチェア」がレシピを作ったカクテル。「赤富士」はウイスキー「富士山麓」をベースに、小田原産の紫蘇ジュースや曽我梅林で採れた黒糖梅酒などを加えたオリジナルカクテルです。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲ホテルのシグネチャーカクテル「赤富士」は、見た者は幸せになるという赤富士にちなんだ、ちょっと大人のカクテルです

「インディゴプラス」は、東南アジアのハーブ「バタフライピー」を漬け込んでインディゴブルー(藍色)に染まったジンに、お酒との相性がいい小田原の「片浦レモンサイダー」を注ぎ、酸性成分との化学反応で鮮やかな紫色に変わるカクテル。ドラマチックな色の変化と爽やかな味わいを楽しめます。

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▲ホテルの名を冠したシグネチャーカクテル「インディゴプラス」

カフェメニューで押さえておきたいのがペパーミントティ。フレッシュミントを使う優しい味わいは、軽やかな余韻を楽しめます。お好みで蜂蜜をプラス。飲むと心が落ち着きます。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲印象に残る「ペパーミントティ」もおすすめです

ディナーのメインは薪のオーブンで焼いた肉料理

「リバーサイド・キッチン&バー」では多彩なアラカルトをそろえるほか、コースディナーは数種類あるメニューの中からサラダや前菜、メインディッシュ、デザートを、好みに合わせて自由に組み合わせるプリフィックススタイルです。とりわけホテルインディゴ箱根強羅が力を入れるメイン料理は、炎をあげる薪のオーブンでローストする肉料理です。

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▲ロースターの高さを変えて火加減を調整する薪オーブン

サラダは「箱根サラダ」と「シーザーサラダ」の2種類からチョイスします。

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▲「箱根サラダ」は、鮮度抜群の地野菜がシャッキシャキ。控えめな味付けのソースだからこそ、野菜そのものの風味を楽しめます

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▲「シーザーサラダ」は焼いたパルメザンチーズが乗る意外性。濃厚で芳ばしく、パリパリの食感です。厚切りベーコンの塩味とサラダの組み合わせもベストマッチでした

自家製のトリュフバターが添えられたパン。トリュフの風味がふわりと広がり、手が止まらなくなる一品です。おかわり自由ですが、その美味しさに食べすぎると、メインディッシュがはいらなくなるのでご注意を。

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▲パンとトリュフバター

前菜もサーモンタルタルとビーツのサラダから選びます。

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▲選べる前菜の「サーモンのタルタル」には、キャビアとリンゴが添えられ、ヴィネグレットソース(フレンチソース)でいただきます

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▲選べる前菜の「ビーツのサラダ」は、ローストやチップス、ピクルス、ピューレと、様々な調理法や味、食感の違うビーツが混然一体となる一皿

「かぼちゃのクリームスープ」は、スタッフがかぼちゃのスープをトリュフのエスプーマに注ぐアトラクティブな一皿。

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▲ムースのように泡立てられたトリュフに温かいかぼちゃのスープがそそがれます

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▲香り豊かなトリュフと、濃厚な甘味のカボチャがマリアージュ。初めはトリュフのエスプーマだけを味わって、徐々に混ぜながら味の変化を楽しみます

メインディッシュは、薪のオーブンでローストした足柄牛やポーク、ラムチョップ、チキン、シーフードなどから選びます。特に薪から立ち昇る燻煙が肉汁に入り込み、肉の旨みとワイルドな味わいを引き出します。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲プラス料金でいただけるメイン料理「足柄牛のサーロイン」。足柄茶を混ぜた餌で育った牛肉は、臭みの少ない風味が特徴。ソースはワサビ醤油や赤ワインソースなど4種類から選びます

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▲選べるメイン料理の「ポークベリーのバーベキュースタイル」。ちょっと甘めのバーベキューソースを敷いた厚切りのポークに、ベーコンのジャムをトッピング

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▲デザートも2種類からチョイス。写真の「アンデスメロンと白ワインのムース」は、さっぱりとしたレモンシャーベットに、パッションフルーツのクリームが添えられます

朝食は素材にこだわるハーフバイキング

朝食はメイン料理を洋食か和食から選び、ビュッフェテーブルから好きなものを好きなだけ選ぶハーフバイキングです。

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▲レストランの奥には、歌川広重の「箱根 湖水図」を再構築したアートグラフィックが飾られます

コーヒーは、小田原の名店スズアコーヒー店とコラボした、ホテルインディゴ箱根強羅のオリジナルコーヒー。モーニングは口当たりの軽いブレンド。ランチやディナーは、米国モッドバーのエスプレッソシステムで淹れる本格派。箱根に行くなら、ここのエスプレッソを飲みに立ち寄りたいものです。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲小田原みかんの生絞りフレッシュジュースが運ばれます

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▲数種類のハムやチーズ、スモークサーモンなどが並びます

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲シリアルのトッピングも種類豊富

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲パンはどれも美味しそう

エッグベネディクトはサーモンの塩味が効いて、ほうれん草などが入るヘルシーな味。近隣で評判の「三島野菜」を使ったサラダなど、満足感の高い朝食です。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲メイン料理のエッグベネティクトと、ビュッフェから選んだ料理たち

ご飯を食べたいという方には和食も用意。小鉢にはご飯のお供が並び、200年続く小田原の老舗「籠清」のはんぺんや、静岡のワサビ漬けなど、味付けも多彩です。

創造性豊かなカクテルやディナーに魅了される【ホテルインディゴ箱根強羅】

▲小田原の味を愉しめるお味噌汁は、「籠常商店」のカツオで出汁をとり、老舗「加藤平太郎商店」の白みそが使われる、朝にうれしい優しい味わいです

箱根で一度は泊まっておきたいホテルの1つ【ホテルインディゴ箱根強羅】。こだわりのカクテルやクラフトビール、創造性豊かな料理など箱根の味を楽しみたいなら、宿泊者以外の一般利用も可能なので、ぜひ訪ねてみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ホテルインディゴ箱根強羅 https://hakonegora.hotelindigo.com/>

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