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人生後半の片づけは「できることだけやればいい」。すっきり暮らすための整理術

  • 2021.9.24

自宅での時間が増えると、これまでは気にならなかった家具の配置や部屋の汚れが気になってくる。オシャレなおうち時間とは程遠い生活に途方に暮れている人も多いのではないだろうか。本書、『大人の片づけ できることだけやればいい』(マガジンハウス)では、片付けが苦手な人でも無理なくスッキリ暮らすための方法を提案している。

著者は編集ライターとして活躍する一田憲子さん。暮らし上手や片づけの達人を紹介する人気ムック『暮らしのおへそ』の編集ディレクターとして企画・編集に携わっている。本書では、一田さんがさまざまなお宅を訪問取材して得た「できることだけやる」と決めた整理術を紹介していく。

今までとは少し違う角度で「片付け」を考える

丁寧な暮らしやもの、人に憧れて、「まねしんぼ」をして新しいものを得て経験を重ねてきたという一田さん。しかし、背伸びを続けていると焦燥感で疲れてしまうのも事実。

出したものを元に戻したり引き出しの中をこまごま整理したりするのも苦手。そんな面倒くさがりで三日坊主の性格を認めて「そろそろもういいかな......?」と手元にあるものを一度見つめなおすのが本書のテーマだ。

ある程度の年齢を重ねた人生後半の片づけは、「スピードを緩めて今までとは少し違う角度で考えてみることが大切」だという。

本書の目次は以下の通り。

1章 なぜ片づけるのかを考える
・片づくための「習慣」を手にいれる
・夫の片づけには口も手も出さない
・片づけは、「時間」と「スペース」と「気力」のかけ算

2章 一田家の片づけ術
台所編
・生涯これでいい、という鍋を決める
・冷蔵庫整理は、買い物サイクルがポイント
リビング編
・「かっこよさ」より「わかりやすさ」を優先した収納に
クローゼット編
・ずっと変わらない定番なんてない
・靴下の捨てどきを決める
書斎編
・苦手でもITの知識はあったほうがいい
・増え続ける名刺や領収書は、とりあえず置き場をつくる

3章 疲れない時間の整理術
・時間管理のスキルより、体調管理が大事
・テレビに思考を乗っ取られない
・「後まわし力」を磨く

4章 人生後半のものの持ち方
・お金の不安は、現状を「見る」ことから
・一周回って、自分の目で選ぶ
・人と人との関係を片づける...

[Column]
整理収納アドバイザー・Emiさんに教えてもらいました
「今さらですが、片づけってなんですか?」
「クローゼット見直し大作戦」

整頓された部屋で理想の生活を送りたいが、片付けは負担になる。まずは自分のできる範囲でチャレンジしてみてはいかがだろうか。

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