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木の名前ではありません!【樵】これ何て読むか知ってたらスゴい…

  • 2021.9.23

ひらがなで書くとわかるものも、漢字で書かれればわからなくなるもの。 今回ご紹介する「樵」も、普段はひらがなで見ることが多いです。 これが読めるあなたは物知りといえるでしょう。

(1)「樵」の読み方

シンプルに漢字一文字であらわす「樵」。 ひらがなにすると三文字になるのですが、想像がつきますか。 ちなみに木の名前ではないものの、木に関係することではありますよ。 そう、この漢字は「きこり」と読みます。 絵本などでよく登場するあのきこりを、漢字であらわすとこうなるのです。 樵を分解すると、木と焦に。 き、こげるからきこりと連想できるので、こういう覚え方もひとつですよ。 (『広辞苑』より)

(2)「樵」の意味

樵=人のことというイメージですが、それも合っていますよ。 「樵」というのは、「山林の木を伐ること。それを職業とする人」のこと。 木を伐採するこも樵といい、それを職業とする人のことも樵というのです。 より掘り下げると、職業とする人は「樵夫(しょうふ)」と呼びます。 しかし、樵と呼んでも合っているのでどちらを使ってもいいですよ。 (『広辞苑』より)

(3)「樵」の語源

「樵(きこり)」という言葉はどう誕生したのでしょうか。 「きこり(樵)」は、「木伐る(きこる)」が変化した「木伐り(きこり)」が語源です。 「樵」という漢字は、木を伐り、焦がす=燃料にするということからこの漢字になりました。 樵は燃料の材料となる木材を伐ることで、生計を立てているため理にかなっています。 決して焦っているのではなく、燃料となる木を焦がしているのです。 (『広辞苑』より)

(4)「樵」とはどんな仕事内容?

昔からある職業のひとつ「樵」。 現在はチェーンソーで木を伐採していますが、昔はのこぎりや斧でコツコツ伐っていました。 木を伐る以外に、草刈りや植樹なども行っています。 山の中の仕事なら、どんなことでも行うのが樵の仕事になるのです。 山林がある地域ならどこでも仕事ができます。 東京や大阪など大都会といわれる場所でも、山があれば可能です。 (『広辞苑』より) 「木」に「焦」と書いて「きこり」と読む「樵」。 少し樵について身近に感じたのではないでしょうか。 この機会に、いつも目にするひらがなの漢字探しをしておもしろいですね。 (恋愛jp編集部)

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