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「時化」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は...?

  • 2021.10.5
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簡単な漢字同士の組み合わせでも、読みが難しい漢字は数多くありますよね。

今回ご紹介するのは「時化」という言葉。「時」「化」はどちらも小学校で習う簡単な漢字ですが、2つが組み合わさるとパッと読むのは少し難しいのではないでしょうか?

実は気象用語として用いられている言葉でもある「時化」。皆さんは、正しく読むことができますか?

「時化」の読み方とは?

気象用語としては、波の高さを表す言葉として使用されています。

ここで少しだけヒントです!「時化」の動詞系は、「湿気る」と語源が同じなんだとか。

なんとなくわかった方もいるのではないでしょうか?

正解は「しけ」でした!

「時化」はどんな意味?

「時化(しけ)」を調べてみましょう!言葉の意味は下記の通りでした。

1 風雨のために海が荒れること。
2 海が荒れて不漁であること。
3 興行などで客の入りが悪いこと。また、商売が思わしくないこと。不景気。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

また、「時化」の動詞系である「時化る」には以下の意味があります。

1 風雨が強く、海が荒れる。また、海が荒れて不漁になる。
2 金回りが悪くなる。けちけちする。
3 気持ちが落ち込む。しょげる。ふさぎ込む。

出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)

 

「2」や「3」の意味として、「しけた話」「しけた顔」という表現を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

また気象用語としては、波浪表に波の高さを表す言葉として「しける」「大しけ」「猛烈にしける」という用語があります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

「時化」は「しけ」と読むことができます!

波が高く荒れる様子や不漁や不景気、動詞の場合には金回りの悪さや落ち込む様子も表すなど、意外にもたくさんの意味がありますよね。

漢字自体は簡単ですので、ぜひこの機会に今回紹介した意味も併せて覚えてみてください!