今回紹介するのは「灰汁」という言葉。
「灰」と「汁」という、それぞれの漢字自体は簡単ですが、組み合わさるとパッと読むのは意外と難しいかもしれません。
一体何と読むのでしょうか…?
皆さんは、正しく読むことができますか? 「灰汁」の読み方とは?
実はこちらの「灰汁」、肉や野菜の煮込み料理、お鍋をするときに目にすることが多い“あるもの”を指しています。
「灰の汁」という漢字から、なんとなく想像がついた方もいるのではないでしょうか?
正解は「あく」でした!
「灰汁」について
「灰汁(あく)」を調べてみましょう!意味は下記の通りでした。
1 植物を焼いた灰を水に浸して得る上澄み液。アルカリ性を示し、古来、洗剤・漂白剤として、また染色などに用いる。
2 山菜や野草などに含まれる、渋み・えぐみなどのもとになる成分。
3 肉などを煮たときに、煮汁の表面に浮き出る白く濁ったもの。
4 独特のしつこさや粘っこさなどがあって、なじみにくい個性。
出典:松村明監修、池上秋彦・金田弘ら編集『デジタル大辞泉』(第二版)、小学館(2012年11月2日発行)
普段は「あく」や「アク」など漢字以外の表記で用いられることが多いですよね。
知らなかった方も多いのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたか?
「灰汁」は「あく」と読むことができます!
漢字からも連想しやすい読みなので、ぜひこの機会に覚えてみてくださいね!