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あなたが眠れないのは「オルソムニア」のせいかもしれない

  • 2021.9.20
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ラベンダーオイルを体に塗って、カモミールティーを飲み、20時以降はスクリーンタイムも減らしているのに、思うように眠れない。あなたにもよくある話?

でも、睡眠トラッカーを買うより先に知っておくべき新しい言葉がある。オーストラリア版ウィメンズヘルスより詳しく見ていこう。

それは「オルソムニア」。

臨床睡眠学専門誌『The Journal of Clinical Sleep』掲載の論文によると、オルソムニアは、睡眠時間を気にしすぎて、自分に問題があると信じ込むことで生じる睡眠障害。

「ウェアラブル睡眠トラッカーの普及が急速に進み、個人が各自で睡眠パターンをモニタリングできるようになりました」と、この論文の著者は説明する。

「しかし、睡眠トラッカーのデータが示す“眠りの浅さ”を理由に、自分が睡眠不足や不眠症などの睡眠障害であると決めつけ、治療を求める患者の数が増えています」

睡眠トラッカーのデータを気にしすぎると、体がコルチゾールとアドレナリン(警戒心を高くするストレスホルモン)を産生するため逆効果。言い換えれば、本来あなたの味方であるはずの睡眠トラッカーが「睡眠関連の不安や完璧主義」を誘発するということ。

また今度、眠れない夜が来たら、睡眠トラッカーを外してみるといいかもしれない。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto

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