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難読漢字クイズ!【花蕊】理科の授業では聞いたことあるかも!

  • 2021.9.18
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今回ご紹介する漢字は「花蕊」という漢字です。 花にまつわる漢字ですが、いったいなんと読むのでしょうか。 学生時代、聞いたことがあるあの言葉のことですよ。

(1)「花蕊」の読み方

「花」に草冠に「心」が三つ合体した「蕊」でできた「花蕊」。 「花」は読めるにしても、「蕊」がなんと読むのか難しいですよね。 まずは正解からみていきましょう。 「花蕊」は「かずい」と読みます。 これ自体はあまり聞いたことがないかもしれませんが、内容を知れば確実です。 (『広辞苑』より)

(2)「花蕊」の正体

一度は聞いたことのある言葉に関係する「花蕊」。 はたして、正体はどのようなものなのでしょうか。 「花蕊」は、花のおしべ・めしべの総称のこと。 おしべとめしべ、両方を合わせた言い方を「花蕊」というのです。 おしべやめしべは聞いたことがあったでしょう。 それが花蕊には関係していたのです。 これらに総称があったことを、初めて知った人も多いではないでしょうか。 人間でいえば、夫婦にあたるでしょう。 おしべが夫、めしべが妻といったところです。 (『広辞苑』より)

(3)「花蕊」の「蕊」とはなに?

「花蕊」の「花」は花や植物のこととわかりますが、「蕊」とは何でしょうか。 「蕊」は、顕花植物の生殖器官。 花のまんなかあたりにあり、花粉を送り届ける役割がある器官です。 これがあることで受粉でき、実や花を作ることができます。 その器官の種類に、おしべとめしべがあるのです。 植物や花も受粉しなければ、増えることはありません。 人間や動物も同じで、子孫を繁栄させなければ絶滅してしまいます。 そのため、繁殖には大切な器官となるのです。 シダ植物にも蕊がありますが、植物や花などとは異なるタイプに。 葉っぱの裏側にある球状の胞子葉がそれにあたります。 ちなみに、蕊はしべが集まった形を文字にしたものに。 最初は心が三個合体したものだったそうです。 (『広辞苑』より) 漢字だけみると非常に難しい「花蕊」。 意味を知ると、難しい漢字も難しいと感じることは少ないでしょう。 外に出て、植物や花の観察をしてみるのもおもしろいですね。 (恋愛jp編集部)

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