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「立てない…声も出ない…!」ついにアイツが暴れ始めた!/卵巣のう腫が消えた#5

  • 2021.9.18
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【卵巣のう腫が産後消えた 第5話】3歳の娘いとちゃんと、2歳の息子うりくんを育てているわさびさん。実はいとちゃんを妊娠するよりもっと前から、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)があることがわかっていました。それからの治療、妊活、そして産後までをマンガでご紹介します!

わさびです。私が経験した、婦人科の病気のお話です。

私は20歳のとき、卵巣嚢腫(チョコレート嚢胞)が判明しました。それからの治療、そして妊活では、いろいろと悩んだり、苦しんだり……。そんな私の治療、妊活、そして産後までをマンガにしました。再発の可能性はありますが、現在は完治しています。同じ病気の方は、けっこう多いかなと思うので、こういう事例もあるのだと参考程度に読んでいただけたらと思います。

※この漫画は実話に基づいた体験談です。ただし、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

※チョコレート嚢胞とは、子宮内膜症が卵巣にできたものです。本来は子宮内にあるはずの子宮内膜が卵巣内にでき、生理のたびに増殖と剥離を繰り返し、卵巣の中に血液がたまります。その古い血液がドロドロのチョコレート状に見えるため、チョコレート嚢胞と呼ばれます。

「ん?」と思ったときには、病院に行かなければいけませんね。

私は妊娠しない原因がチョコレートのう胞じゃないかなと思ってはいたものの、あまり現実を受け入れず、ただ若いから、と突っ走ってしまいました。

無謀ですね。

「何かあってからでは遅い」と昔から母に言われてきましたが、本当にその通りです。


そして、ある日、今まで経験したことのない痛みに襲われました。

その日は特に何をしたわけでもなく、夜寝る前に歯を磨いていて「あれ?痛いな」と思った10秒後くらいにはもう動けなくなっていました。

さらには声も出なくなってしまい、少し治まるまでその場でうずくまるしかなかったです。音もなく静かにうずくまっていたので、寝室にいる夫も気がつかず。

ただ、痛みで混乱しながらも、下腹部のもっと奥のほうで痛みがあったので「あ、これはチョコレートのう胞だ」と直感的に思いました。

監修/助産師REIKO



著者:イラストレーター わさび

3歳の娘いとちゃんと、2歳の息子うりくんの年子育児をしています。ほのぼのとした何気ない日常や呟き、育児の葛藤などを描いています。

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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