【吉野家】「まさかまさかの追い飯付き…！」驚愕の“2000kcal超え超特盛丼”を食べてわかったこと

“吉野家史上最大のボリューム”を誇る商品として話題を呼んだ「スタミナ超特盛丼」が、9月30日よりパワーアップして再登場！前回の記録が大幅に更新され、そのカロリーも驚異的な数字を誇っています。

はたしてそのボリュームや味は？そして、気になるカロリーは？実際に食べた感想をレポートします。

こちらが、9月30日からリニューアル販売されている「スタミナ超特盛丼」（税込861円）です。

チラッと見ただけでも十二分に分かる通り、容器の中にはこれでもかと言わんばかりに肉が…。まさしく圧巻の光景です。

「スタミナ超特盛丼」のご飯は、同社の大盛に相当しているんだそう。それだけでも十分なボリュームにもかかわらず、こちらは茶碗一杯分の「追い飯」が自動でサービスされます。

同社によると、これは前回販売時に注文したユーザーが、ご飯を単品で追加注文することが多かったからとのこと。

しかし…筆者は、油そばや台湾まぜそば以外に「追い飯」が付く事実に、驚きを隠すことができません。

そこで気になってくるのはやはり重量。電子スケールにのせてみると、「スタミナ超特盛丼」は641g。これだけでも十分すぎるボリュームですが…。

「追い飯」の重量は216g。両者の合計値は857gと、1キロに迫ろうとするボリュームを誇ります。

「スタミナ超特盛丼」のカロリーが1,665kcal。吉野家の「ご飯（並盛）」のカロリーは370kcalのため、「追い飯」がこちらに相当すると考えると…合計は2,000kcalオーバー！驚異の数値を誇っています…。

（※容器の重量を含んでいます）

「スタミナ超特盛丼」の味の決め手は同社こだわりの「にんにく特製だれ」。ふたを開くと、早速にんにくのパンチある香りがふわ〜っとあたりに広がりました。

吉野家と言えば「牛丼」。「牛丼」と言えば牛肉ですが、こちらに使用されている肉は全部で3種類。定番人気の豚肉、鶏肉、牛肉が贅沢に使われており、ご飯をすっかり覆い尽くしています。

あとは、仕上げに付属の半熟玉子をトッピングすれば準備完了です。

なお、筆者が購入した9月30日は、同社が指定する夏季期間の最終日に当たります。そのため、通常生の玉子が付いてくるところ、半熟玉子（+11円）で提供されました（※テイクアウトの場合）。

味は濃いめの甘辛テイスト。にんにくの香りもかなり強いため、一口目からパンチある味わいが楽しめます。なんでも、前回よりにんにくの使用量を増やしているんだとか。

同じ味付けでも肉によって印象は少し変わり、3種の中でも特に豚肉が、このにんにく特製だれとマッチしているように感じます。

鶏肉はパサつきもなくプリッと弾力があります。豚肉に比べるとさっぱりとした味わいです。

一方で、3種の中でも牛肉は、肉自体の旨みを特に強く感じました。

トッピングはフライドガーリックだったものを、今回は食べるラー油に変更したんだそう。甘辛のパンチある味わいに、唐辛子のピリッとした刺激がアクセントになりご飯がかなり進みます。

そのままでもご飯が進みすぎるくらい進みますが、味変するとよりいっそう魅力的な味わいに。半熟玉子に箸を入れると、中からとろ〜り卵黄が…。しっかり絡めていただくのがおすすめです。

付属のマヨネーズをかけていただいたその味はまさにギルティ…。思わずカロリーが気になりますが、どうしても次の一口が恋しくなってしまいます。

当初は「追い飯」の存在に懐疑的だったものの、食べ進めるうちに納得。にんにく特製だれはご覧の通り、下までだいぶ浸透しています。そのため、ご飯自体がかなり濃い味になっているんです。

その味は、もはや“このご飯をおかずにご飯を食べられる”ぐらい…。そこで、登場するのが「追い飯」です。

3種の肉からにんにく特製だれが染み込んだご飯まで。「スタミナ超特盛丼」全体をおかずとしていただくのがベターかもしれません。

気づけば、あれほどあった肉の山やご飯の大地は綺麗さっぱり胃の中へ。お腹ははち切れそうなほどいっぱいです…。

“吉野家史上最大のボリューム”を更新した、リニューアル版の「スタミナ超特盛丼」。2,000キロカロリー超えのボリュームは伊達ではありませんでした。安易に注文すると「食べきれない…」なんてことになりかねないため、くれぐれもご注意を。

筆者：松本陸杜／ライター