「衝撃の一食約2000kcal！」【松屋】“1130円の定食”が超ボリューミー。実食ルポ

先日松屋のホームページを眺めていたところ、“とある事実”に気づいていました。

豊富なメニューの中に、なんと“合計2000kcal”に迫るハイカロリーメニューがあったんです…。

そんな暴力的なカロリーを誇るメニューとは、こちらの「厚切り豚生姜焼定食」のダブル。価格は1,130円（税込）と、同社の中ではやや値が張る一品です。

なお、こちらはライスの大盛・特盛が無料で選択できます。今回は特盛にしていただきました。

「厚切り豚生姜焼」ダブルの重量は368g。2倍になっているだけあって、一般的な菓子パン3個ほどに匹敵しそうなボリューム感です。

特盛にしたライスの重量は478g。両者を合わせると868gと、1キロに迫ろうとするボリュームを誇ります。

なお、気になるカロリーは並盛で1553kcal。こちらからみそ汁のカロリーを引き、並盛と特盛の差分である387kcalを足してみると…。

合計カロリー値は1905kcal！ 活動量の低い成人女性の一日の摂取エネルギー目安が2000kcal前後、成人男性が2200kcal前後なので、こちらだけでほとんど賄えてしまいますね…。

（※農林水産省ホームページ参照）
（※容器の重量を含んでいます）

ふたを開けてみました。味の決め手である松屋特製生姜タレが並々と注がれ、その中にはこうばしく焼かれた厚みのある豚肉、スライスされた玉ねぎがぎっしりと入っています。

厚みはあれど、豚肉は歯で簡単にかみ切れるほどやわらか。ふわ〜っと生姜が香るタレは肉に合うあまじょっぱい味つけで、実にライスが進む味わいに仕上がっています。

それにしても量が多い…。気軽に注文したものの、完食できるか心配になってきました。

ちなみに、「厚切り豚生姜焼定食」を注文すると無料でマヨネーズがついてきます。

マヨネーズと生姜焼の相性の良さは折り紙つきです。べったりつけていただいちゃいましょう。

少し気になったのは、先述のカロリー値にマヨネーズははたして含まれているのか否か。もし含まれいない場合、合計すると2,000kcalを超えてしまっている可能性も…。

特盛だけあって、ライスは容器の限界近くまで盛られています。持ち上げるとずっしりとした重みが…。500gに迫るボリュームは伊達ではありません。

途中食べきれるか心配になったものの…なんとか完食。完全にお腹がいっぱいになりました。

記事内でご紹介した通り、「厚切り豚生姜焼定食」ダブルの特盛の合計カロリーは、活動量の少ない成人女性、成人男性の一日の摂取エネルギー目安とほとんどイコールです。くれぐれも食べ過ぎにはご注意ください。

筆者：松本陸杜／ライター