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「塊芋」=「かたまりいも」?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.11.16
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俳句で「芋」は「里芋」のことを指すんだそう。ちなみに季語は秋。さつま芋も旬を迎えますし、まさに秋は芋の季節と言っても過言ではなさそうです!

さて、今回はそんな芋にちなんだ難解漢字「塊芋」をご紹介します。

塊の芋…いったい何と読むんでしょうか?

「塊芋」の読み方!

もちろん「かたまりいも」ではありません!

「芋の塊…もしかしてコロッケ?」いえいえ、さすがにそれはうがちすぎ。「芋」の部分は「いも」と読みますが「塊」は…?

ヒントは「芋(いも)」を合わせて読み仮名四文字。さぁ、読めますか…?

それでは、正解を発表します。

正解は「ほどいも」でした!

「塊芋」について

「塊芋」と書いて「ほどいも」。読めた方は、なかなかの漢字通、もしくは植物通…はたまた、お芋好きかもしれませんね。

しかし…実はこちら、芋科の植物ではないんです! 辞書では、下記のように紹介されていました。

マメ科のつる性多年草。各地の林の縁などに生える。茎は他物にからんで長さ一・五メートル以上にのびる。葉は三~五個の小葉からなる奇数羽状複葉で小葉は卵形で先端は鋭くとがり長さ四~九センチメートル。夏、葉腋から花茎がのび淡黄緑色の蝶形花が穂状に集まって咲く。豆果は線形で長さ約五センチメートル。地中の塊根は肥大して澱粉を多量に含み食べられる。漢名、土 児・九羊子。ほど。つちぐり。ふど。ほとどころ。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

「塊芋」といかにも「芋の大将」といった雰囲気を漂わせているのに、マメ科の植物だなんて面白いですよね!

しかし、「地中の塊根は食べられる」とのこと。もしかしたら、ここから「塊芋」と名付けられたのかもしれませんね。もしかして、味も芋に似ていたり…?

出会うことができたら、ぜひとも食べてみたいところです!

まとめ

いかがでしたか?

「塊芋」は「ほどいも」と読みます。

「芋」と書くのに「芋」じゃない。こんな植物もあるんですね! もしかしたら、ほかにも同じような名前の持ち主がいるのかも…?

気になる方はぜひ調べてみてくださいね!