「何に見える？」あなたは“いい加減な人か”がわかる心理テスト

同じことをやっていても、いい加減な人もいれば一生懸命に取り組む人もいるでしょう。いい加減な人は何をしてもいい加減ですし、一生懸命な人はなんだかんだ言いながらも何事も一生懸命に取り組んでしまうでしょう。あなたはどちらのタイプでしょうか？探ってみましょう。

図形が何に見えますか？直感でお答えください。

1.半分に切った木

2.草

3.オオカミの顔

4.ノコギリの刃

図形が半分に切った木に見えた人は、いい加減な人かもしれません。何をやっても、それなりの力しか発揮せず、早く終わらせることだけを考えているのではないでしょうか。一生懸命にやろうと決めたことでも、途中で面倒になってしまっていませんか？

このタイプの人は、大雑把で行き当たりばったりな性格をしていそうです。先のことよりも今が大切で、気分屋な行動を取りがちでしょう。一生懸命に何かをするためには忍耐力が必要ですが、どうしてもそこが欠けており、いい加減になってしまうのでしょう。

ただ、いい加減でも良いことはありそうです。いい加減で過ごせるので、自分を追い詰めてしまうようなことは少ないでしょう。それなりにはこなしているので、困ることも実際は少ないかもしれません。悩みが少なく、悩んでも長くは引きずらないというメリットはありそうです。

図形が草に見えた人は、やや一生懸命な人かもしれません。周りが見えなくなるほど一生懸命にやるということはありませんが、それなりに全力を尽くそうとする人でしょう。できる限りのことはやろうと力を入れられる人ではないでしょうか。

このタイプの人は、真面目で周りの目を気にしやすいところがありそうです。そのため、一生懸命に頑張りたいというよりは、一生懸命頑張らなければならないという気持ちで頑張っていることが多いでしょう。他に人が関わっていなければ、いい加減で済ませたいのかもしれません。

自分の他のことを全て犠牲にしてまで一生懸命にやろうとはしませんが、ある程度周りが一生懸命だと認めてくれるくらいは頑張れる人でしょう。それゆえ周りからの信頼も厚いですし、頼られることも多いのではないでしょうか。

図形がオオカミの顔に見えた人は、ややいい加減な人かもしれません。何事に関しても、一生懸命ではなく少々力を抜いて取り組んでいることが多いのではないでしょうか。余力をかなり残していそうです。本当はもっとできる人なのでしょう。

このタイプの人は、自分がコントロールできなくなる状態に対しての不安が強いところがありそうです。そのため常に余裕を残しておきたいという気持ちが強いでしょう。一生懸命にやってしまうと、気持ちが入り込んでしまい、失敗した時に感情が抑えられなくなるのが嫌なのかもしれません。

そのため、なんでもある程度いい加減に済ませて、それほど気持ちを入れ込まないようにしているのではないでしょうか。頑張っていなければ悔しい想いをすることもないですし、辛くもないでしょう。ただ、本当はもっと一生懸命やりたい気持ちもどこかにあるのかもしれません。

図形がノコギリの刃に見えた人は、一生懸命な人かもしれません。何をやっても、全力投球で一つのことに打ち込んでしまいやすいでしょう。力を抜くということを知らないため、やることが増えれば増えるほど、自分をどんどん追い込んでしまうところがありそうです。

このタイプの人は、集中力が高く少々頑固なところがありそうです。何か目の前にあれば、すぐそれに気持ちが集中してしまい、自分の状態そっちのけで全力を注いでしまいかねません。体がボロボロになっていても、疲れ切っていても、お構いなしに一生懸命やってしまうでしょう。

力を抜いてもいい部分でも一生懸命にやってしまうところがあるため、力を抜いていい加減に済ますことも覚えた方が良いかもしれません。そうしないと、せっかく一生懸命やっていること全てが結果的に中途半端で出来なくなってしまうなんてことになりかねないのではないでしょうか。

ライター：aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか？自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします！
編集：TRILLニュース編集部