何か大きな問題が目の前に立ちはだかっている時、あなたは自分がどのように行動するか知っていますか?自分は立ち向かう人間だと思っていたはずが、気がつけばさっさと逃げているなんてことがあるのではないでしょうか。あなたは困難から逃げる人なのか立ち向かう人なのか、探ってみましょう。
図形が何に見えますか?直感でお答えください。
1.くちばし
2.目
3.どんぐり
4.カプセル
1.くちばしに見えた人は「立ち向かう人」
図形がくちばしに見えた人は、立ち向かう人かもしれません。問題が目の前に立ちはだかっているのであれば、逃げるなんてことは考えず、どうやって乗り切ろうか、解決の方法をなんとか探っていきそうです。
このタイプの人は、積極性が高く自分にそれなりの自信を持っている人でしょう。そのため、どんなに大きな問題が立ちはだかっても、自分ならなんとか乗り切れると無意識に感じ、立ち向かって行こうとするのかもしれません。
ただ、自分なら立ち向かえると思い込んでいるが故に、逃げた方が良いような場面でも、どんどん立ち向かって行こうとするところがあるでしょう。あなた自身は良いかもしれませんが、あなたの周りの人はあなたを心配してヒヤヒヤすることも多いかもしれません。
2.目に見えた人は「やや立ち向かう人」
図形が目に見えた人は、やや立ち向かう人かもしれません。問題が目の前に立ちはだかっているときに、おそらくまずは逃げたい気持ちが湧いてくるでしょう。ただ、逃げたい気持ちが湧いてきても、その後逃げるリスクを考えて、結果的に立ち向かう方向へ向く人ではないでしょうか。
このタイプの人は、慎重でよく考えてから行動する人でしょう。考えなしに動くことはないため、大きな問題が立ちはだかっても、反射的に逃げてしまうようなことはしないのではないでしょうか。よく考えた末に、嫌々ながらも立ち向かっていけるのでしょう。
立ち向かう方がリスクが大きければ、逃げるという選択をすることもあるかもしれません。ただ、あなたの場合、少しでも立ち向かって得るものがあると判断できれば、立ち向かおうとするのではないでしょうか。おそらく逃げるよりも立ち向かう方が多い人でしょう。
3.どんぐりに見えた人は「やや逃げる人」
図形がどんぐりに見えた人は、やや逃げる人かもしれません。自分では立ち向かっているつもりかもしれませんが、結果的に問題を先延ばしにしているだけになっていることが多いのではないでしょうか。時間が解決してくれるのを待つことが多そうです。
このタイプの人は、辛抱強く少々辛い状況でも耐え忍ぶことが出来てしまうところがありそうです。そのため、問題が目の前に立ちはだかっていたとしても、その辛い状況をそのまま放置することが出来てしまいそうです。
なんとかしようともせず、目を背けたまま時間をやり過ごしているうちに、なんとかなってしまうことが多いのではないでしょうか。ただ、本当の解決にはなっていないため、後からもっと大きな問題としてあなたの前に立ちはだかってくることはあるでしょう。
4.カプセルに見えた人は「逃げる人」
図形がカプセルに見えた人は、逃げる人かもしれません。何か問題が目の前に立ちはだかってきたら、瞬時にその道を避けて通ることを考える人でしょう。ちょっとした問題でも逃げようとするところがありそうです。
このタイプの人は、安定を好み、平穏を保とうとするところがありそうです。無理をして上を目指すよりは、低いエネルギーで今の状態をキープできれば良いと考える人でしょう。そのため、問題が目の前に立ちはだかっても、出来るだけ見ないようにしながら問題を遠ざけようとするかもしれません。
これがダメなら別の道とひらりひらり自分の進むべき方向を変えていくため、柔軟性と適応力には長けているかもしれません。ただ、せっかく築き上げていたものも、あっさりと崩してしまうため、何かを極めていくということにはなかなか結びつかないのではないでしょうか。
ライター:aiirococco
公認心理師、臨床心理士として総合病院にて働いております。知っているようで知らない自分のこと。自分の心理をのぞいてみませんか?自分を知るワクワクドキドキ感をお伝えします!
編集:TRILLニュース編集部