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「雪花菜」は何と読む?読めたらスゴい難解漢字、正解は…?

  • 2021.9.30
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まもなく10月。最近は過ごしやすい気温の日が多くなってきました。でも、もうしばらくすると身も凍るような季節・冬がやってきます。寒さが苦手な方の中には「秋がずっと続けばいいのに…!」と思っている方も多いかもしれませんね。

冬といえば「雪」ですが、今回出題する難解漢字はそれにちなんだもの。「雪花菜」というのですが、みなさんはなんと読むかご存知ですか?

「雪花菜」の読み方!

もちろん「ゆきはなな」とは読みません! 読み仮名はなんと三文字なんですよ。

実はこちら、花の名前ではなく“私たちになじみ深い食べ物の名前”となっています。

イメージしてみましょう。雪と言えば…“白”ですよね? そして、“白い食べ物”と言えば…?

ちなみに「豆腐(とうふ)じゃないですよ。それにかなり近いものです…!

それでは、正解を発表します。

正解は、「おから」でした!

「雪花菜」について

一般的にひらがなで書かれている「おから」。まさか「雪花菜」と表記するなんて…驚いた方も多いのではないでしょうか? ちなみに、「御殻」と書くこともできますよ。

ちなみに、どうして「おから」と呼ぶのかご存知ですか? また、豆腐との関係は?

この機会に、合わせて覚えておきましょう!

〘名〙 (「お」は接頭語。大豆から豆腐の原料となる豆乳をしぼりとった「から」の意)大豆のしぼりかす。食用、または家畜の飼料とする。もと、女房詞。うのはな。きらず。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

まさに読んで字のごとく、といった感じですね! ちなみに、「雪花菜」を入れた味噌汁は、「雪花菜汁(きらずじる)」という少し特別な呼び方をするそうです。

おからを入れたみそ汁。二日酔をさますのに効があるとされる。

出典:『精選版 日本国語大辞典』小学館

 

二日酔いの際には「しじみ汁」を飲む方が多いと思いますが、「雪花菜汁」にしてみるのも良いかもしれませんね!

まとめ

いかがでしたか?

また、「雪花菜」は「おから」と読み、「きらず」や「せっかさい」と読むこともできるそうです。

私たちが日常的に食べている物を表す漢字です。この機会にぜひ覚えておいてくださいね!