34年前の商品が復活！【ファミマ】の“時をかけるチキンカツ弁当”はシンプルだけど、それがいいッ！

8月31日から9月20日までの3週間限定で、ファミリーマートで開催されている「懐かしの看板商品復活祭」。今はなきam/pm、サークルK・サンクスの商品もラインナップされるなど、ファン垂涎のキャンペーンとなっています。

全10種類から今回は、“34年前に販売されていたお弁当”をピックアップ。実際に食べた感想をレポートします。

それが、こちらの「ビックリチキンカツ弁当」（税込450円／発売開始年：1987年）です。

復活商品の一つである、サークルK・サンクスの「びっくりのり弁」（税込530円／発売開始年：2007年）と並び、お弁当コーナーではなかなかの存在感を放っていました。

こちらが発売された当時、筆者はまだ生まれていませんでしたが…このユニークな商品名はどのように受け止められたのでしょう？

電子スケールにのせてみたところ、重量は479gと表示されました。この価格でこのボリュームなら、コスパはなかなか良いと思われます。

（※容器の重さを含んでいます）

栄養成分表示はこちら。1包装当り、熱量965kcal、蛋白質30.9g、脂質33.2g、炭水化物136.6g（糖質133.9g、食物繊維2.7g）、食塩相当量5.2gとのことです。

500Wの電子レンジで2分30秒温めたものがこちら。ご覧の通り、卵そぼろとチキンカツがご飯をすっかり覆い隠しています。「男子高校生が見たらテンションが上がりそう…」思わずそんなことを考えてしまいました。

「ビックリチキンカツ弁当」という商品名の通り、といった感じでしょうか。チキンカツはなかなかのビッグサイズで、豪快にかけられたソースの甘い香りが食欲をそそります。

味は見た目から連想される通りのもの。チキンカツは歯ですっと噛み切れるやわらかさで、衣に染み込んだソースとの相性も◎です。

さらに、別添えでソースがついているため“追いソース”することもできます。

「揚げ物にはジャバジャバ豪快にソースをかけたい」「とにかく味の濃いものが好き」そんなニーズにしっかり応えてくれますよ。

卵そぼろはほんのり甘めでふわっとした食感。あえてこちらにソースをかけてみる、なんて楽しみ方もアリかもしれません。

ちょこんと添えられた昆布の佃煮も、目立たないながら意外といい味出しています。結構濃い味なので、こちらだけでもご飯がかなり進みました。

おかずは卵そぼろと昆布の佃煮、そしてチキンカツ。シンプルだけどそれがいいんです！

「ビックリチキンカツ弁当」が購入できるチャンスは、残念ながら9月20日まで。販売終了まで残りわずかのため、気になる方はすぐにファミリーマートへ向かわれることをオススメします。

筆者：松本陸杜／ライター

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