1. トップ
  2. CLASSY.読者と同世代。満島真之介さんが見つめる“今の自分”に迫る!

CLASSY.読者と同世代。満島真之介さんが見つめる“今の自分”に迫る!

  • 2021.9.14
  • 659 views

今年32歳を迎えた満島真之介さん。ドラマ『全裸監督 シーズン2』での共演者との出会いや経験は、満島さんのプライベートにも大きく影響を与えたそう。CLASSY.読者と同世代の満島さんが年齢を重ねることで見えてきた、“自分との向き合い方”について聞きました。

32歳を迎え、やっとスタート地点に立てました

若い頃からずっとご活躍されているイメージですが、30代を迎え、満島さんは自分自身をどのように見つめていますか?

この年齢になってだいぶ心と 身体が一致してきて、やっとスタート地点に立てた感じですね。ちょっとずつ落ち着きもでてきたし、自分のやっていることに対して誇りも持てるようになってきた。20代の頃に酸いも甘いも経験して、でもその時に逃げなかった自分がいるからこそ、いい人たちに出会えて、いいチームを作ることができて、今に繋がっていると思います。以前は「明るくなりたい」とか「元気になりたい」と意識的にエネルギーを表に出すようにしていたんですけど、今ではそれが当たり前になってより自分らしくなりました。人生、楽しくなってきたなと心から感じています。

自らを“花火のようなエネルギーで生きている”と仰っていましたが、そのエネルギーの素になっているものとは?

食事、睡眠、運動、そして愛情、これに尽きます。中でも一番大切にしているのは愛情。僕は、愛情がなければ何も生まれてこないと思っているんです。例えば愛情がなくても作品を作り出すことはできるけれど、それは全く求めていない。愛情を持った者同士ならではの、喜びや繋がりを感じて進んでいく。形とか数字よりも、愛に溢れる喜びを探し続けたい。その気持ちが、僕のエネルギーの原動力になっています。それぞれが自分の良いところを表現し、それを認めて、愛し、自分自身を追求できる、そういう日々を大事にしたいんです。

俳優・満島真之介を見つめてみると…

撮影期間中は、オン/オフをしっかりと切り替えて過ごされるタイプですか?

今回はヤクザ役だから眉間にシワ寄せて生活しよう、みたいなことはありません(笑)。『全裸監督 シーズン2』は続編ということもあり、トシという役が僕の中で熟成されていて、自然と生活の一部になっていた感覚。シーズン1の時点でトシという人間を僕はよく知っていたので、撮影がなかった数年も僕にトシが乗っかっているような感じでした。それもあって、今回の撮影ではあえてオンオフを意識することはなかったですね。

では、今の満島さんの生活に“欠かせないもの”を挙げるなら?

急に現実的ですけど、最近はストレッチボールが欠かせなくて、常に持ち歩いています(笑)。何もなくても、これさえあれば大丈夫と思えるほど重要です。自分の身体の今を感じるためであるし、労わるために欠かせないのひとつですね。ボールをブルブル震わせることで自分を循環させている感じがして…とにかく欠かせないアイテムです。

思い描く未来の自分は?

10年後はどんな自分になっていたいですか?

日本中、いや世界中に元気を与えられる存在かな。役者としてとか、演技で、とかは関係なく、飾らないありのままの自分で人の喜びのスイッチを押せる人間になっていたら素敵だなと思います。いつまでも自分らしい花火を打ち上げたいし、人の喜びにはそれぞれの感じ方があって、同じじゃなくていいんだよってことを伝えていきたい。まだまだ人生はこれからなので、自分のペースで一歩ずつ進んでいきます!

Netflixオリジナルシリーズ『全裸監督 シーズン2』

2021年6月24日より全世界独占配信開始
山田孝之を主演に迎え、強烈なカリスマ性と先見の明でアダルトビデオ業界の頂点に立った村西とおると仲間たちの狂乱を描いた作品。シーズン2では新たなキャストを迎えてさらにパワーアップ、よりファンタースティックで熱いドラマを繰り広げます。
https://www.netflix.com/全裸監督

ジャケット ¥48,000(HOMME PLISSE ISSEY MIYAKE tel.03-5454-1705)シャツ ¥36,000(UJOH/M Incorporated tel.03-3498-6633)

撮影/川﨑一貴(MOUSTACHE) ヘアメーク/齋藤将志 スタイリング/DAN 取材/伊藤綾香 編集/宮島彰子(CLASSY.ONLINE編集室)

元記事で読む
の記事をもっとみる