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ゆったり働き年収1000万超…働かない高給取りはなぜ存在できるのか?

  • 2021.9.11

日本人の平均年収は400万円程度です。この数字を考えると、年収1,000万円は雲の上の人という気もしますが、彼らは必ずしもあくせく働いているわけではありません。ゆったり働きながらも年収1000万円稼ぐ人も多くいます。どのような人たちでしょうか。

■ぶら下がり社員・窓際社員

大手企業の場合、役職=年収で働きぶり関係なく給与が支給されるケースが多いようです。例えば、メガバンクでは総合職の代理クラスになると自動的に年収1,000万円を超えます。若い時に大きな成功をおさめるなどして早い段階で出世した人は、今の仕事でそこまで努力しなくても1,000万円以上もらい続けることができるのです。人件費の予算がある大手企業では、このような社員も存在します。

■歩合の仕事で成約率が良い

歩合の仕事で成約率が良い人は、余裕をもって仕事ができます。数字さえ出せれば周りに文句を言われないので自由度が高い働き方ができるのが特徴です。もちろん、これは本人が営業力を高める努力をしてきたからです。

ただ、外出中も休憩したり早く帰宅したりできるのに、1,000万円以上の年収を手に入れていることを考えるとうらやましい気もしますね。

■部下が有能

管理職で部下が有能な場合、本人があくせく働かなくても実績ができます。何かあったら責任を取る必要はありますが、部下たちが優秀であれば勝手に考えて行動してくれるのです。マネジメント能力や人望がある人しか成しえないことですが、上手くコントロールできる人ならゆったり働いて1,000万円を得られます。

■年収1,000万でも現状に甘えないことが大切

年収1,000万円は高級取りというイメージで、プライベートなく忙しく働いているイメージがあるかもしれません。しかし、ゆったり働きながら1,000万円を超えるケースも少なからずあります。

ただし、予算が潤沢な日本企業は減っており、世界の市場と戦うためにも戦闘率をあげなければいけないという現状もあります。そうなると、成果を出さない社員を雇う余裕はなくなります。今後は、いくら過去の功績があったとしてもぶら下がり社員や窓際社員は淘汰されていくかもしれませんね。

文・勝目麻希

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