彼女が泣いているときの対応でわかる男の度量

あなたが泣いたとき、彼氏はどのような対応をしますか？女性の涙ほど男性が苦手とするものはありませんが、泣いたときの対応次第では、彼の男としての度量も伺えるかもしれません。

そこで今回は、彼女が泣いたときに彼氏が見せる対応の違いから、男性心理をひも解いてみました。

泣いたときにギュッと抱きしめる

泣いたときにギュッと抱きしめる男性は、優しさにあふれていますが、必ずしも男としての度量があるとは限りません。
彼女が泣いたときにギュッと抱きしめる男性は、基本的には優しい男性だと思いますし、原因が何にせよ彼女を優しさで包もうとするのですから、それなりに度量はあると思います。でも、浅はかながらも「抱きしめれば何とかなる！」と思っている節もあります。
また、どうすることもできずにただ抱きしめているだけかもしれませんし、その場しのぎの優しさで涙した原因を棚に上げている可能性もあるので、泣いたときにあなたを抱きしめてくれる彼氏は優しい男性ですが、全てを受け入れ許してくれる度量のある男性か否かは、判断が難しいところかもしれませんね。

見守ってくれる

彼女が泣いたときは何もせず、ただそばに寄り添い見守る彼氏は、それなりに度量があるかもしれませんが、これもまた泣いている彼女への対応に困り、何もできないだけという可能性もあります。
泣いている原因にもよりますが、原因が彼氏ではなく他にあり、かつ彼氏には話したくない内容であった場合、あれこれ問いたださずそばに寄り添って悲しみを分かち合おうとする彼氏は、かなり度量があるかもしれません。
ただ、何もできずに「面倒くさい」と思いながら寄り添う男性もいるので、見守ってくれるからといって度量が広いとは言えないかもしれませんね。

泣いていることを責める

泣いている彼女を責める男性は、優しくはない男性かもしれませんが、見方を変えると少し違う印象も出てきます。
泣いている彼女をあろうことか責める男性は、一般的な感覚で言うところの優しさはないと思いますし、男としての度量があるとは思えませんが、彼女が泣いている理由によっては彼女自身に非があることもあるでしょう。そのとき、ただ彼女を甘やかすのではなく、あえて責めて厳しく接するなら、公正で厳格な彼氏という見方もできます。
だとしたら、泣いている彼女を責める男性は女性相手だからといって甘くなることもないでしょうし、涙で揺るがない鉄の心を持っているため、職場などでは重宝される存在かもしれません。

ことと次第で男性の対応も違う

彼女が泣いたときにどんな対応を取るのかは、ことと次第によります。
いつもは優しく抱きしめる男性でも、ことと次第によっては彼女の涙に嫌悪し責めることもありますし、何も聞かず何もせず、見守ることを選択する時もあると言うことです。
むしろ、それが正常だと思うので、どんな涙に対しても同じ対応しか取れない男性は、対応力に欠けるため、度量も広くはないかもしれません。
真に度量があるのは、彼女を思いやれる男性だと思います。
その点で見れば、泣いた彼女を責める男性は思いやりに欠けていると思いますが、それも彼女のためを思えばこそだったりなど、ことと次第によるのではないでしょうか。

さいごに

度量というのは心の広さです。
女性本位で考えれば、ことと次第が何にせよ、全てを許し全てを受け入れ、ひたすら慰めてくれる男性が度量のある男性に思えるかもしれません。
でも、心の広さと甘さは厳密には違うので、彼氏の対応をどう受け取るかによっても変わってくるのではないでしょうか。
（瀬戸 樹／ライター）
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