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路地裏の小さなカフェでいただく、ひんやり、ふわり、かき氷

  • 2015.7.13
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仙台市の繁華街から一歩離れた路地裏にある「Sweet Spice Asano(スイートスパイスアサノ)」は、夏になるとかき氷が楽しめるカフェ。フルーツやスパイスを使った自家製シロップが味の決め手です。

ゆったりとした時間が流れます

仙台駅西口から北へ徒歩15分。花京院の住宅地に、カフェ「Sweet Spice Asano」はあります。店頭のグリーンやかわいらしい実をつける植物が目印です。

レトロな雰囲気が漂うこぢんまりとしたお店のなかに、テーブル席が4つ。オーナーの浅野さんご夫妻が好きなものを集めたというインテリアは、足踏みミシンをアレンジした古いものから、新しいものまで、そのひとつひとつに木のぬくもりを感じることができます。イスに腰掛けた瞬間からゆったりくつろげる空間です。

「甘いものを日常のスパイスのように取り入れる場所として利用してもらえたらうれしい」と浅野さんは話します。こちらでは定番のマフィンやクッキーなど焼き菓子などのほか、夏はかき氷、冬はぜんぜいなど季節に合わせた“甘い”メニューが楽しめます。

自家製シロップのかき氷をどうぞ

今年も6月から9月までの限定で「かき氷」(一律550円)がはじまりました。

氷は昔ながらの手回しのかき氷機で削ります。ほどよく氷感を残しながらもふわりとした舌触りになるように、暑い日はやや粗く、涼しい日は薄く、その日の気候に合わせて調整しながら削るそう。かき氷を待つ間に聞こえてくる、シャリシャリとした氷を削る音も耳に心地よく、心がなごみます。

シロップはすべて手づくり。「仙台いちご」のかき氷には、宮城県のいちごの名産地・亘理町産の「とちおとめ」を使います。いちごの甘み、酸味、香りがバランスよく感じられ、まるでいちごをそのまま食べているような贅沢なおいしさです。

濃厚なミルクティーにシナモンやカルダモンなどスパイスを加えたチャイシロップがかかった「マサラチャイ」も人気があります。甘みのなかにスパイスの香りやアクセントが混ざった味わいで、後を引くおいしさです。 定番の「宇治抹茶」や「練乳」のほか、今後はこれから旬を迎える「信州杏」や「南高梅」、「フランボワーズ」、「巨峰」なども登場する予定。プラス50円で練乳や自家製のつぶし餡もトッピングできます。かき氷は9月まで楽しめますが、フルーツベースのシロップはなくなり次第終了になります。

焼き菓子をおみやげに

店内のショーケースには定番の焼き菓子が並びます。サクリとした歯触りとバターの香りが魅力のクッキー「バターCOIN」(400円)のほか、季節の味に出会えるマフィンは、夏はブルーベリーやパイナップル、マンゴーも味わえます。手みやげにもおすすめですよ。

暑さが本番を迎えるこれからの季節、涼を求め、都会のオアシスのような路地裏のカフェで一息ついてみませんか?

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