「ヤリモク男に騙されないで」女を落とす手口とは？【神崎桃子の恋愛スパルタ塾vol.96】

マッチングアプリや婚活サービスを利用していても、そこで出会う男性たちがみんなマトモな考えの持ち主とは限らない。

そこには彼女持ちや既婚者が紛れこんでいたり「ヤバくなったらフェードアウトすればいい」と、婚活アプリを遊び感覚で利用している人間もいる。

……ということで、今回の恋愛スパルタ塾は「たくさんの女と出会って遊びたいだけの男」についてレクチャー。

泣き寝入りしないためにも、男のこんな言動には気をつけて！

好きと言われたくらいで信用するな！

まず勘違いしちゃいけないのは男の「好きだ」という言葉。

極端な話「好き」なんて言葉はなんの保険にもなりゃしない。

女性は愛の言葉で男の本気度を確かめてしまいガチよね。

でも「君のことが好き」「これまでで一番」「誰よりも好き」……なんていうセリフ、

やりたい男からしたら、ま、挨拶のようなものよ。

「好き」とか「愛してる」という言葉を男はやりたきゃいくらでも言えるってこと。

また厄介なことに女って自分が「いいな」と思っている相手に「好きだ」と言われると前のめりしちゃうのよ。

女は惚れてる男の言葉を信じこみやすい（笑）

だからこそ「好き」は身体目的の男にとっては実に都合のいいセリフ。

その瞬間に「したい」と思えば使うし、その場限りの言葉として利用する。またしたくなったときに「好きだから……」と言ってくることもあるけどね。

「好き」とか「愛してる」という言葉くらいで相手の気持ちなんて計れないし、それが真実なのかなんて確かめられない。

ただこれだけは真実。男は別に愛していない女性とも寝られるの。

だからまだ出会って間もないのに、そんな何度もデートをしていないのに簡単に「好きだよ」と言ってくる男は気をつけろってこと。

ボディタッチにトキメクな！

ボディタッチに弱いのはなにも男だけじゃない。女だって自分の好みの男にタッチされたらそりゃ心拍数は上がるよね。

たとえ“さほどタイプじゃない男”だって生理的に嫌悪感を抱いていなければ、相手のボディタッチがキッカケで男として意識しだす……なんてこともある。

それまでなんとも思っていなかった異性を「え？もしかして、この人……」なんて運命感じちゃったりして。

でもね、この世には「いかに時短で女を落とすか」を楽しんでいる男もいるわけよ（笑）

そんな彼らは慣れたエスコートとさりげないボディタッチで女の気分を上げる。

短い時間で女のガードをゆるませ、どんどん距離を詰めてくる。

間接照明の明かりを落とした静かなBARとかに誘導して、女性のパーソナルスペースに入り込んで自然な手付きで優しく触れてくる。

彼らにとっては女性に触れることなんて特別なことでもなんでもない。

本当に誠実な男性というのはそう簡単に女性に触れてこない。目の前にいる女性にファーストタッチするときや手を握る瞬間、どこかしら“緊張感”があるのが普通。

「男のたやすいボディタッチほど信用できないものはない」と心して！

「○○ちゃんのこともっと知りたい」は早急にコトを運びたいだけ

出会って間もないのにファーストネームを呼んでくる男も要注意ね。

これは、ネームコーリング効果といって「相手から名前を呼ばれるとその相手に対して好意を寄せてしまう」という心理的作戦。

彼らは顔近づけ目をジッと見つめながら「○○ちゃんともっと一緒にいたい」とか「○○のことをもっと知りたい」とかなんとか言ってくる。

恋愛がご無沙汰だったり、自分のファーストネームを男から久しく呼ばれていない女性にとってはそんなふうに囁かれたらまんざらでもなくなってしまうよね。

そこでお酒なんて入っていたら相乗効果でますます女のテンションは爆あがり～～～。

……店から夜道に出ると「俺、〇〇ちゃんのこと帰したくない」なんて彼に手をとられてタクシーに押し込まれてしまうのよ。

ヤリたいだけの男の行動というのは実に素早い、女に考える隙など与えないからね（笑）

で、一夜を共に過ごしたあと、その男とは連絡がつかなくなる……。

もしかしたら気が向いたとき連絡してくるかもしれないけど、それはセフレとして。

「時短で落とされるとたいてい連絡が途絶えることになる！」ということは肝に命じて。

でないと、女は

「なんで抱いたの？」

「なんであんなことしたの？」

「あの夜は一体なんだったの？」
って悩むことになるんだから……。

心の中で男をいくら責めたところであとの祭り。

【神崎桃子の恋愛説法：あなただけじゃない！その男は誰にでも同じことをしている】

あなたが泣きをみないためには、男からどれだけ愛の言葉を囁かれようが、男に優しくされようが、男に触れられようが、付き合う前の男の言葉や行動は信用しないこと！

自分にしてることや他の女にもしていると思っておいて。

「彼女になって欲しい」と言ってこない男っていうのはね、誰にでも同じことしてるんだから。

（恋愛事情専門家・恋愛コラムニスト／神崎桃子）